選挙に行こう会⑥【2つの大勝利】

今回の県議選で私は、市議会議員の中で唯一、菅原文仁さんを支持。選挙活動にも参加するつもりだったのですが、投票率向上キャンペーンに没頭したため、あまり手伝えませんでした。
仕方ないこととはいえ、少々心残りでした。
さて、いよいよ4月10日。投票日当日です。
この日は朝から菅原事務所へ行き、選管からリアルタイムで発表される投票率をにらみながら過ごしました。午前中はずっと、前回の投票率より数%低い水準で推移。
いてもたってもいられなくなり、昼過ぎから啓発活動を実施。知人にもお願いし、市内3駅で「本日は投票日です」の呼びかけを、投票終了時間の8時ぎりぎりまで実施しました。
さて、開票です。私は開票立会人(開票会場で、不正がないかチェックをする役割)でしたので、市役所の開票会場で待機。その間も、投票率がどうなったのか気が気じゃありませんでした。
そこへ顔見知りの選管職員の方が現れ、最終的な投票率が40.48%だったというのを聞き、思わず「よしっ!」と声を上げました。目標は、「県全体の投票率ダウン幅を下回る数値に抑える」、つまり数値にすれば投票率35.7%でしたので、望外の成果です。
※ (前回投票率39.9%)-(今回の県平均投票率ダウン4.2%)=35.7%
そして、開票の結果は菅原さんの大差での当選。
票数16350票は、2位の8170票の2倍以上という、歴史的大勝でした。
組織なし、利権なし、政党なし、支持する市議は酒井だけ。どうみても一番不利な条件での大勝利。今までの「当選の方程式」とは大きく異なる、一般住民の支持を集めての当選です。
また、投票率向上キャンペーンも空前の成果でした。
戸田市全体で5%、集中キャンペーンを実施した投票区では11%の投票率押し上げ効果。私の知る限り、これだけの効果がでたキャンペーンはありません。
今まで投票に行っていなかった方が投票するきっかけ、有権者の政治意識を変革するきっかけになった可能性があります。
菅原さんと酒井、お互いの活動が相乗効果を出しての結果です。
一つの仕事をやり終えた充実感と、すぐにまた次の仕事が始まる緊張を感じたのでした。