会派視察

最近の会派活動の一環として実施した、日帰りの会派視察をご紹介します。

1か所目は、5/20(土)に訪問した「シブヤ大学」。シブヤ大学とは渋谷区の生涯学習事業が発展したNPO事業で、渋谷区をキャンパスにして様々な講座を提供する取り組みです。

シブヤ大学

午前中に代表の方と意見交換をさせていただき、その後二手に分かれて実際の授業を受講。その後、会派メンバー全員で事務局での授業振り返りも見学させていただきましたが、非常に楽しく話し合いをされているのが印象的でした。

本事例を戸田市における生涯学習の活性化、特にシニアの皆様が希望に応じて自主的に開催できる学びの場づくりに役立てたいと思いました。

シブヤ大学の皆様、大変ありがとうございました。

2か所目は、8/21(月)訪問の県児童相談所。児童虐待の実務的な取り組みを検証する目的で、施設見学と所長へのヒアリングを実施。児童相談所、市、学校等、関係各機関の連携、また保護を行う判断のポイントなど、実地に即した意見交換を行いました。

ご応対頂いた児童相談所長、またご協力頂きました菅原文仁県議には、厚く御礼申し上げます。

一般質問(6月議会)

6月議会が閉会しました。

今議会において、私の質問は下記の2つ。

1.保育施設、幼稚園等の安全対策について

市内の保育・幼稚園において、重大事故が発生しています。その原因として、日常的な安全管理の問題が指摘されており、市として一定水準を確保する必要があると考えます。また、不審者の侵入対策としても、門の鍵がかからない園があるなど、施設面での課題もご意見として頂いており、また通園・通学路の安全確保と併せ、総合的に論じました。

 

2.土地区画整理事業について

市が実施する土地区画整理事業において、全国にも例のない法令違反が判明。莫大な補償金の支払いが見込まれています。それへの対処と今後の再発防止について論じました。

 

会派の活動報告レポート原稿から、下に掲載します。

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【区画整理】 7億円超の補償が発生、費用抑制と再発防止を!

 

【背景】 新曽の土地区画整理事業区域において、建築基準法の日影規制違反が判明。全国にも例がない事案であるとの説明が担当課からあった。違法状態の是正が求められるが、予算の段階で7億1千万円という莫大な補償金の全額が戸田市の税金から支払われる。関係する地権者の皆様にご納得いただける対応が必要ではあるが、同時に、できる限り費用を抑えねばならない。

この事案のいきさつは、まず計画当初の段階で、法規違反の計画を立て、図面を引いてしまった。その後、チェックもかけず、工事の段階でも気がつかず、最終的に土地所有者に指摘されて気がついた、とのことである。担当課が今後もチェックを怠れば、同様の事案が再発しかねず、市民はまたもや莫大な補償金を負担することになる。

 

酒井 ①図面は誤って作成されたのか②他にも同様の事案はあるか③今後もチェックを行わないのか。

 

都市整備部長 ①設計方針通りの計画。誤りではない。②可能性はある。③研究してまいる。

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【保育園、幼稚園の安全管理を!】

 

酒井 市内施設で重大事故が発生。①預かり時間中の安全管理②不審者の侵入対策③交通安全。また今後は特に幼稚園の監督強化を。

 

子ども青少年部長 私立幼稚園は県の管轄だが、戸田市の子どもが通う施設。国の保育事故ガイドラインを幼稚園にも求めていく。門の施錠状況の確認等、対策を強化する。

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【ポイント】 区画整理の事案について、答弁によれば、執行部は法令違反の区画整理をしながら「誤りではない」と強弁し、またその原因となった事前のチェック不足についても「研究」という消極的な姿勢をにじませています。責任逃れに終始し、反省を次に生かさないのであれば、行政のミスや、それに伴うコストの発生は続くと思います。

一方、幼稚園の安全管理については、県の管轄であることから明確な答弁が無くてもおかしくないところですが、担当課は「放っておくわけにはいかない」との見解を示し、戸田市の子どもたちの安全を積極的に確保していこうという姿勢を見せたのは好対照でした。

議会質問

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先日の一般質問の内容について、議会だより原稿を掲載します。
上の写真は質問に関連し、半年に3件の自動車衝突事故があった危険な交差点(新曽)。事故発生データの活用により危険個所を割り出し、重大事故の予防を行うよう求めました。

駅前駐輪場「朝はパパ、帰りはママ」をみとめよ
~制度上、認められない

【吹き出し】「市民の信頼を損なう対応です」

議員:これまで何の問題もなく利用できていた、子乗せ自転車の夫婦利用、いわゆる「送迎シェア利用」ができなくなり、多くの人が困っている。正式に認めるべきだ。今年度から運営変更と料金値上げが行われ、多くの市民から厳しいお声を頂く。放置すれば、民間の力を借りて行政を効率化し、行政サービスを向上させる、戸田市の試み全体に対して悪影響が及ぶ。

市民生活部長:制度上、認められない。

議員:条例を改正すれば困っている市民が助かるのに、何もしないまま8か月も放置する等、行政の姿勢として大変不適切である。

戸田東小中の一貫校設立について

議員:①効果の高い小中一体の運営を②市内全小中学校の小中一貫化を③建て替えを機に、学童保育から、全児童を対象に生活の場を提供する新たな事業への転換を④利用効率に優れる温水プールの導入を。

教育部長:①学校規模や規制等の課題がある②着実に進めていく③④今後検討する。

その他の質問

Q:交通事故の防止に新しいアプローチを。

A:事故発生データ提供を蕨署に申入れる。

 

 

一般質問(12月議会)

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任期中最後の一般質問を行いました。
下記1は、市民の皆様からご要望の大きい、駅前駐輪場の「送迎シェア利用」について。今回も実現は見送られ、残念の一言です。次期の実現を目指して闘います。
2では、私の長年の最重点政策「小中一貫化」がついに実現することになりましたが、その内容について。実施の方法により、小中一貫化の効果が大きく異なることを示し、改善を促す内容です。
3では、交通安全対策。半年で3件もの衝突事故のあった新曽地区の交差点を例に、市内にまだまだ存在する「危険な交差点」を根絶する、新しいアプローチについて。

質問の映像は下記リンクから見られます。
http://www2.city.toda.saitama.jp/gikai/g07_Shitsumon.asp?kword1&kaigi=90&giin1=%8E%F0%88%E4%88%E8%98Y&kubun

1.駅前駐輪場について
2.戸田東小中学校の一貫化について
3.交通安全対策について

一般質問(6月議会)

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6月議会が閉会。
今議会で私が行った一般質問は、下記4点。

1.教育効果の評価について
戸田市の教育改革に伴い、新しい学習方法の導入が進んでいます。時代に合った教育内容には期待が高まる反面、これまでと違うやり方に不安を覚える保護者の方も多いと思います。こうした不安を払しょくし、市民が一丸となって戸田市の教育改革を推進していくための1つの要素として、新しい学習方法の評価・検証について質問しました。

2.防災について
4月の熊本地震では、家屋の倒壊や震災後の環境が原因の「震災関連死」により多くの方が亡くなりました。それを見て私は「東日本大震災を教訓に、準備したのではなかったのか。どういうことなのか?」という疑問を禁じえませんでした。熊本の教訓を生かすことなく、戸田市においても同じ失敗を繰り返し、助かったはずの死者を出すならば、それは戸田市の責任です。熊本で明らかになった準備不足が戸田市においても見られることを指摘し、それへの対策を求める内容です。

3.自転車レーン整備について
今年度、市役所南通りの自転車レーン整備が予定されています。それはそれで良いのですが、整備の完了に伴い、車通りの激しい大通りを、2人乗り、3人乗りの「子乗せ自転車」も車道通行を強制されることになり、不安を感じる利用者の方も多いと思います。子乗せ自転車の歩道通行を可とすることや、自転車レーンの幅の確保など、安全な自転車通行を目指し議論を行いました。

4.駅前駐輪場について
市営の駅前駐輪場は、今年度から大きく変わりました。最大3倍の値上げには利用者の不満が大きいほか、2,3人乗りの子乗せ自転車を、朝は父親が駐輪し、帰りは母親が乗って帰るというような、複数名利用ができなくなりました。これにより、子乗せ自転車による保育所の送迎を父親、母親が分担する「送迎シェア」ができなくなり、お困りの方がたくさんいます。これまで通り「送迎シェア」利用ができるよう求める質問でしたが、残念ながら認められませんでした。

戸田市の方針により、多くの働く子育て世帯の方が困り、迷惑を受けています。子育て支援の観点でも、市民サービス向上の観点でも、公平性の観点でも、こうした改善は行わざるを得ないと思います。一般市民から見れば理解不能な「原理原則」にこだわることなく、早期の実施をするよう求めていきます。

議会だより原稿を下に掲載します。
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【吹き出し】「子育てのまち」の看板が泣きますよ

議員:朝、父が子どもを保育園まで送り、夕方、母が迎えに行く「送迎シェア」は、帰りの遅い父親が育児参加を行う1つの方法である。ところが、駅前駐輪場の制度変更により、4月から子乗せ自転車による送迎シェア利用ができなくなってしまった。これまで非常に多くの共働き家庭が、送迎シェア利用により子育てをしてきた。今後も認めて頂けないか。

市民生活部長:規則上、認められない。

議員:市の非論理的な方針が、ただでさえ大変な共働きの子育てに、余分な金銭的、時間的負担をかけている。

(その他の質問)

Q:子乗せ自転車の安全な通行は。歩道通行可にできないか。

A:自転車レーンの幅を確保し対応する。

Q:教育改革を推進すべき。新しく導入した指導方法の効果検証は。

A:指導方法に対する学力の伸びを測る調査を行う。教育施策に反映するとともに、結果はいち早く学校現場にフィードバックする。

Q:熊本地震の教訓を戸田市で生かすべき。

A:防災拠点の耐震性確保、企業との防災協定の見直し、住宅の耐震化に向けた働きかけや資金確保を行う。

小中一貫化が実現へ

6月議会において、教育委から戸田市における小中一貫校の設置について方針が示されました。具体的には、戸田東小・東中学校の建て替えを行い、平成33年度開校を目指し、施設整備と小中一貫カリキュラムの検討その他のハード面を一体的に検討していくという巨大プロジェクトになりそうです。日本でも過去最大の規模であり、実現すれば戸田市における教育改革の1つの到達点になるでしょう。その分、教育部局の負担も大きくなりそうですが、子ども思いで抜け目のない教育長が、必ず良いものを作ってくれると確信しています。

小中一貫化は、学力向上や「中1ギャップ」の解消に加え、規範意識の向上、自尊感情の高まり、教職員の児童生徒理解や指導方法改善意欲の高まり等意識面の好影響など、すでに取組を進めている市町村においては、ほぼ全ての市町村において成果が認められているとのこと。私サカイは議員になる前に山崎市議と、開智学園小中一貫校の視察を行い、その後、わが町における小中一貫化をはじめとする、教育改革の実現を目指して市議会議員を志しました。10年以上の活動を経て、遅ればせながら戸田市においても小中一貫校が実現に向けて動き出しました。今後はその内容を注視していきたいと思います。

財源逸失 ~3月議会【健康福祉委員会】~

以前に、福祉事業における国・県から市への補助金の「もらい漏れ」により、少なくとも1億円以上の財源逸失があったことを指摘しました。
http://www2.city.toda.saitama.jp/gikai/g07_Video_View.asp?SrchID=2644
(「1.補助金等の確保について」の中で指摘しています)
残念ながら、今回の記事も「補助金のもらい漏れ」による財源逸失がテーマです。

最近、学童保育に関する国の制度についてレクチャーを受ける機会があり、戸田市が受けられそうな補助金をピックアップして質問しました。

1.賃借料補助(学校敷地外の賃貸物件について、補助を行う)
・・・約300万円
2.送迎支援(児童が学校敷地外の学童保育へ移動する際に、地域の高齢者や主婦の活用を行った場合に補助を行う)
・・・約50万円
3.児童支援員等処遇改善(民間学童の賃金改善のため補助を行う)
・・・約160万円~290万円)

ところが、担当部局の答弁は「補助金の存在は知っていたが、応募はしていない」という、驚くべきものでした。
質疑の応酬の結果、次年度については応募の方向で検討いただけることになりましたが、今年度の「もらい漏れ」については取り返せません。

上記の3つは、民間学童に協力を求めている戸田市においては特に有用と思われます。
特に、指導員として雇っている職員の給料を安く抑えなくては運営していけない、職員の給料をもっと上げてあげたい、という声は多く聞きます。人件費に補充できる補助金が数十万円でも確保できたら、どんなに助かったことか!

それに対して、担当の「知っていたが」応募はしなかったという話は、あまりに冷たい態度です。
戸田市は民間の力を借りて、学童保育の充実を図っていく、という当面の方針がある。それにもかかわらず、民間学童の事業者からは、市の協力が得られない、という声を頂きます。

公立だろうと民間だろうと、学童保育において戸田市の子供たちが長い時間を過ごすことには変わりありません。
それならば、少しでもいい環境を提供し、遊びやその他の活動を通して成長の機会となるような場にしていくべきではないでしょうか。
そのために市当局には、民間学童とのパートナーシップの問題として、協力して良い学童保育を作り上げていく、少しでもいい話があればつないでいく、という態度が求められると思います。

本件については、健康福祉委の各委員の賛同が得られたため、山崎委員長の主導により、

「補助金の獲得に、もっと積極的に取り組んで頂きたい」

旨の意見のとりまとめを行い、担当部局の各位に口頭で伝達しました。

学童保育を視察【大田区】

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健康福祉委の委員会活動として、日帰り視察を実施。今回は委員会の年間テーマである学童保育の見学・調査を行いました。

学童保育は、放課後から帰宅するまで、小学生が毎日長い時間を過ごす場。人格形成において非常に大切な部分を担っています。現在の公立学童を改善する1つの方法として、民間委託により質の高い学童保育を行っている大田区の事例を検討することになりました。

大田区では、民間企業が校舎内の空き教室と特別教室(図書館や音楽室など)、校庭、体育館などのスペースを使用しての運営。月ぎめで申し込んだ生徒だけではなく、希望する全員が活動に参加できることになっています。活動内容は勉強、スポーツ、遊びなど多岐にわたっており、小学生の皆さんが元気に遊んでいます。委員の間からは、「戸田とだいぶ違うね」という声がでました。

写真はITを活用しての安全管理についてご説明頂いているところです。

学童保育に限らず、教育や医療などの分野は、民間委託になじまないようなイメージがありますが、それは分野によるわけです。民間のほうが良いサービスをずっと安く提供できる場合も多くあります。

戸田市の今後の行政改革においては、こうした分野の民間委託が大きなテーマになってくると思います。

リーフ(大手療育教室)を視察

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会派メンバーに声をかけ、全メンバーで発達障害児の大手教育機関である「リーフ」池袋校を視察&ヒアリング。

発達障害は、できる限り早期の介入・支援を行うことで大幅な改善が期待できる。そのため、支援を受けるハードルを下げることが大切だと考えられる。その方法を検討する過程で、今回の視察につながりました。

リーフでは、ABA(応用行動分析)をアレンジしたカリキュラムを低廉な価格で提供。
福祉分野の教育にはお金がかかるイメージがありますが、民間の手で安かろう悪かろうではなく、質の高いカリキュラムを大規模に実施する手法は大いに参考になると思いました。
今後、こうした民間企業と戸田市が提携していくことも、大いに考えていかなくてはならないでしょう。

それにつけても毎度思うのが、戸田の会・若手3名の質問力。これはという的確な内容を次々聞いていく。手前味噌で恐縮ですが、彼らの熱心さ、鋭さに改めて感心するばかりです。

ちなみに全員普段着なのは、利用者さんを驚かせないよう教室さんの方から要請を受けたためです。
めったに無い「逆ドレスコード」ですね。

6月議会報告【公立保育園の使用済みおむつ】

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先日、公立保育園について保護者の方から話をお聞きする機会がありました。
その際に初めて知ったのですが、戸田市の公立保育園(全8園)では、園児がうんちやおしっこをした後の使用済みの紙おむつを(園では廃棄処理せず)保護者が持ち帰るきまりになっているとのことでした。
私は以前、保育所を運営する会社に勤務していたことがありますが、使用済みの紙おむつは園で捨てるのが当たり前だと思っていたので、こうした実態を聞いて大変驚きました。
(サービス面、衛生面のどちらの面から見ても考えられないことでした)
経験された方なら分かると思いますが、使用済みのおむつはビニル袋に入れていてもニオイがもれてきます。夏場に半日もたったらかなりきつい。
保護者の中には、もう慣れてしまって「何とも思わない」という方もおられるようですが、バスや電車など公共交通機関で帰る方、帰りに買い物をされる方などは特に、匂いが漏れるのが気になるという方も多いようです。
不便なだけでなく、衛生面も大いに疑問です。
オムツをビニル袋に入れて縛る場合、相当厳格な手順を踏まなければ、糞便の一部はビニル袋の外側に付着します。
ノロウイルスなどは100個以下のウイルスでも感染します。極めて微量であっても、ビニル袋に付着した糞便が乾燥すれば、ウイルスが空中を漂い、鼻腔や口に入って感染します。
使用済みおむつの置き場所も大きな問題です。
戸田市の公立保育園では、できる限りトイレ内に置き場を作っているとのことですが、そのスペースが確保できない園では、保育スペース内の園児のロッカー内に置いているとのことでした。
国のガイドラインでは、「使用済みおむつはフタ付きの容器に廃棄する」「使用済みおむつを保育スペースに置かない」となっており、現状はいずれも守られていないことになります。
実際、この件で上級官庁にヒアリングを行った際には、戸田市の現状について驚きをもって受け止められると共に、「使用済みオムツの持ち帰りや、保育室で保管しているなどは、基準や指導以前の話」と、半ばあきれられてしまいました。
近年多くの新型ウイルスによる疾患が登場しています。
今後、ノロやロタよりも感染力も毒性も強いウイルスが登場すれば、現在のおむつ処分のやり方では、ひとたまりもなく深刻な集団感染を引き起こすと思われます。
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さらに、その他の保健・衛生面での運営内容についても調べたところ、ありました。
・園児への投薬。保護者からの依頼があっても、一部の例外を除いて、投薬を行っていない。医師の処方薬であっても不可。
・園児の歯磨き。食後の歯磨きは実施していない。保育士さんが歯磨きをしているのを見て、園児が「なぜ自分たちは歯磨きをしないの?」と質問する場面もあったそう。
これら3点(①おむつの園内処理、②園児への投薬、③園児の歯磨き)のような「保健・衛生サービス」は、多くの私立園では実施されています。
例えば、市内にある私立の認可園(全11園)にアンケートをとったところ、3つの「保健・衛生サービス」は、いずれも11園中9園が実施をしているとの回答がありました。
上記のような「保健・衛生サービス」を実施しない理由を、市側は様々挙げています。①おむつ持ち帰りは「使用済みオムツを置いておくスペースがない」、②園児への投薬は「万が一の間違いがあってはいけない」、③園児の歯磨きは「危険である」など。
一方で、私立園はそうしたハードルを工夫により乗り越え、安全を確保し、サービスを行っているわけです。
公立園は(少なくとも、)私立園のようなサービスを導入できないか検討すべきですし、もし公立園に民間並みのサービスを実施する能力が無いようなら、運営を民間に委託すべきだと考えます。
議会における、上記のような指摘に対する答弁は、「衛生管理は適正に行っているが、質問の点は公立園のサービスメニューの参考としたい」という内容のものでした。
国の衛生ガイドラインが守られていないという重大事態に対して、全く切迫感のない答弁に戸惑いすら感じました。
特に、おむつ処理の件に関しては、冬季下痢症の流行シーズンまでには対応して頂くべく働きかけていきたいと思います。
おむつ処理の件も、投薬や歯磨きの件も、いずれも園児の健康に影響する保健・衛生分野の問題です。市当局の対応を求めていくつもりです。