【9/16(水)文教建設委員会 3日目】

9:00- 会派会議
10:00-17:00 文教建設委員会
9月議会の8日目。文教建設委は3日目。
今日は「戸田ヶ原自然再生事業」についての説明がありました。
(現在は荒れ地になっている)彩湖・荒川沿岸を、サクラソウが咲く湿地に戻し、かつて存在した「戸田ヶ原」を再び人の手で再生する、という趣旨。
計画の全体像が未発表であるため、どの程度かは分かりませんが、相当な費用と手間がかかると思われます。
(規模から言って、数億円~十数億円でしょうか)
確かに自然はすばらしい。私だって大好きです。
それでも、前日の記事のとおり、コストに見合うものでなければいけません。
また、自然保護だけ考えればいいのか?という視点もあります。
彩湖近辺は現在、たくさんの人の憩いの場になっていますが、湿地を再生しようと思えば、将来にわたりこのエリアの利用に制限がかかります。
同じお金をかけるにしても、レジャー施設やスポーツ施設など、他の使い道もあるかもしれません。
そもそも、人工的に作った湿地は「自然」なのか?
また、わざわざ作る価値のあるものなのか?
そのあたりを念入りに検証したいと思います。
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こうした点を考える一助として、先月の8月、個人で見学に行ってきました。
同じ荒川の湿地「田島ヶ原」です。
こちらは、荒川沿岸でも唯一、湿地が自然のまま残っている場所とのこと。
そのレポートは後日、お届け予定です。
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本日この後、全体の討論、採決などを行い、4日間を予定していた会期を1日残して文教建設委員会は終了。
9月議会のおもな日程を終えました。

当たった!

委員会2日目、合間のお昼休み。
昼食のパンを買おうと、市庁舎地下の売店へ。
コカ・コーラの懸賞をやってるようです。
スピードくじを引きました。
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当たりました。
折りたたみ自転車!こういうの欲しかったんです。
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さて、帰りがけに売店へ自転車をもらいに行ったところ、目立つ張り紙が。
大当たりおめでとう!!
酒井議員

ちょっとはずかしいかも(^^;
でもうれしかったです。

【9/15(火)文教建設委員会 2日目】

9:00- 会派会議
10:00-17:00 文教建設委員会
9月議会の7日目。文教建設委は2日目。
今日は移転、建て替え予定の給食センターについての説明がありました。
各委員が、建設予算を抑え、より良い施設にするためのいろいろなアイデアを出しました。
その中でも注目点は、「屋上緑化」や「屋上ソーラーパネル設置」など。
環境対策やエネルギーコストの削減を行ったほうがいいのは当たり前のこと。
しかしながら、環境配慮のためなら何でもやるべき、というわけではありません。
大事な税金を投入するわけですから、それに見合った効果が保障される対策だけを行うべきである、逆にいえば「いいことだから」と無制限に税金を投入していい時代は終わったと考えます。
今日の説明では、「給食センター屋上に緑地を設けるのは、設計上も衛生上も良くない。メンテナンスのコストもかかる」とのことでした。
それでも、県・市の基準で「敷地の10%以上の緑地を設ける」決まりがあるため、200万円の費用をかけて屋上緑地を設置するとのこと。
「基準をクリアする」のが主目的の緑地なので、完成模型(案)でもずいぶんと収まりが悪いように見えました。
決まりは守りつつも、なんとか工夫し、屋上緑地以外の方法を考えたいところですね。

【9/14(月)文教建設委員会 1日目】

9:00- 会派会議
10:00-17:00 文教建設委員会
9月議会の6日目。
文教建設委は今日から4日間の予定。
決算の説明を受け、質疑、認定を行います。
今日は国の景気対策「スクール・ニューディール」の一環、電子黒板やデジタルTVの導入について説明がありました。
52インチ(!)のデジタルテレビを1台42万円(!!)で市内の小中学校全クラス400台以上、入れ替えるとのこと。
42万円 × 400 ≒ 1.7億円(!!!)
あまりにとてつもない内容に思えたので、いろいろと聞いたところ、次のようなことがわかってきました。
・予算の大部分が国からの補助でまかなわれること
・(景気対策予算が出る)この機を逃すと、市が自費で購入しなくてはならないこと
・1台42万円は豪華に思えるが、国のガイドラインに沿った機材であること
・電子黒板に対応した機材であり、今後の授業デジタル化を見越した調達であること
・デジタル教材の活用のため、学校の先生方への十分な研修を行っていくこと
これらの説明を聞いているうち、「時代が移り変わるときは、こんなものなのかもしれないな」と考えるようになりました。
・デジタル機材を使いこなす先生方の力量
・景気対策としての効果
・電子機材を投入するタイミングと機材の内容
…これらの問題はあるにせよ、世の中のコンピューター化、デジタル化は止められない。
当然、その流れに対応した教育を、どこかの時点から行っていくことが必要。
たまたま今年がそのタイミングだったということ。ならばその流れにうまく乗ることを考えるのが得策ではないか、と。
それにしても、国は大変に思い切った予算をつけたものです。
これから先、多額のお金をかけたデジタル機材の活用と、その学習効果については、継続的に検証していきたいと思います。

【9/10(木)一般質問】

9:00- 控室入り
10:00-17:00 議会(一般質問)
9月議会4日目、一般質問は2日目。
今日は私が一般質問を実施。
テーマは「障がいのある方やシニアの方の就労機会の拡大」。
他に3つ、扱いたいテーマがありましたが(疾病大流行に備えた食糧備蓄、子育てにおける利便性アップ、市庁舎の耐震化、、、の3点)、本テーマの内容が多かったため、断念。次回以降で扱っていきたいと思います。
「障がいのある方の就労機会」、特に「障がい者施設への委託拡大」という、重要だがこれまで扱われてこなかった視点から、改善へ向けての検討を加えることができたと思います。
以下、議会だより原稿を転載します。
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障がいのある方の就労機会の拡大を!
議員:戸田が取り組んでいる「障がい者の社会参加の促進」を実現するには、就労を通じて障がいのある方本人や、そのご家族の誇りを守り、金銭的にも生活が成り立つようにするのが、望ましい姿であると考える。
そのためには、就労の受け皿になっている各障がい者施設に対し、収益を上げやすい業務を一定量、市が委託することが必要である。
そうした支援を行う方針の有無と、達成度合いはどうか?
福祉部長:現在、市から一部業務を委託している。今後、できるだけ業務委託を増やしていきたい。
議員:多少、むりやりにでも、障がいのある方が力を発揮しやすい業務を委託して頂きたい。例えば公園清掃ならば、せんてい業務は業者へ、トイレや地面の清掃は障がい者施設へ、というように分割発注するなど、工夫して委託量を増やして頂きたい。
都市整備部長:今後見直したい。
議員:ノーマライゼーション全般が、一朝一夕には変わらない、骨の折れるテーマであると理解している。だからこそ、今後もトップの強い意志でこの分野全体を推進していくことが不可欠と考える。
市長:障がい者団体のみなさんが苦労されているのはよく聞いている。そうした方たちの意見も聞きつつ、より一層、取り組んでいきたい。
議員:「だれでも普通に暮らせる町」を実現すべく、今後もさらに前進していって頂きたい。
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議会だよりにはスペースの都合で掲載できませんが、就労支援で改善できそうなポイントを1点1点、質していきました。
具体的には、
①キャンペーン活動(例:駅前での啓発物配布)の委託拡大
②公園清掃(上記の議会だより原稿を参照)
③喫茶、販売(運営のアドバイジングや場所の提供)
④広報戸田市への広告掲載
⑤市職員としてのいろいろな職種での採用の拡大
⑥市役所内の業務を障がい者施設へ委託を行うための「取りまとめ機能」の設置
⑦障がい者施設への委託金額の数値目標の設定
⑧障がい者施設の製品の買い取り枠の設定
、、、など。
どれも他市の実例などを挙げて、戸田でもやれる方法にカスタマイズし、提示する形にしました。
まだまだ実現したいことはありますが、これだけで割り当て時間枠(35分)をほぼ使い切り。
今回の質問やその準備を通して分かったことは、
①戸田の取り組みは、評価が高い(障がいのある方のご家族や、施設で働く方などへのヒアリングから)
②市役所内の各部で取り組みの格差が大きい。障がい者施設への委託の面で、非常にがんばっている部もある
③複数の部にまたがる取り組みを拡大していく余地がありそうだ
、、、などです。
今回の質問で、すぐに改善するのは難しいと思いますので、今後も各部への要望を行っていきたいと思います。

おませな習字大会(9月議会、鋭意準備中!)

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「ぜい」「しぜい」「のうぜい」「しん告」、、、(^^;
市役所3Fのスペースで展示中!
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現在、9月議会の準備中。私は10日の最後に質問を行います。
テーマは障がいのある方やシニアの方の雇用拡大。
同じ雇用拡大でも、両者で大きく狙いがちがいます。
障がいのある方については、本人や、そのご家族が、ある程度将来への見通しを立てることができるようにする。
また、誇りをもって生活できる、何とか生活を成り立つようにする、などの狙いがあります。
シニアの方には、介護予防という大きなテーマがあり、そのためには、シニアの方に活発に活動してもらう、特に、働いてもらうのが一番。
その他にも、生きがいアップやマンパワーの活用などの意義もあり、一石3鳥、4鳥の方法です。
現在まで、市内外の障がい者施設やシルバー人材センターの職員・利用者、役所内のご担当者など、いろいろな方に話を聞いてきました。
ちなみに今日は、障がい者施設を利用する市民の方、おとなりの某市の市役所などにも話を聞きに行き、大変有意義でした。
今回の質問を、私の目標の1つである、
「障がいがあっても、年をとっても、普通にくらせる町」を実現する第一歩にしたいと思っています。