3月議会が閉会しました。今議会において私は、市議会会派「戸田の会」を代表し、総括質問を行いました。
議会だより原稿を下に掲載します。
―――※―――※―――※―――
「協働のまちづくり」推進の加速を
「自治基本条例の理念で進めていく」
議員 引き続き「協働【※】のまちづくり」を掲げた施政方針を歓迎する。情報提供や協働の中身について更に提案していきたい。今後、協働が求められる場面として、事業の見直しにおける市民参加が挙げられる。先般の駅前駐輪場のサービス改訂や、敬老祝い金事業の縮小等では、利用者にとって望ましい改訂内容の検討や、十分な説明等に改善の余地があった。
市長 自治基本条例の理念に基づき、市民・議会・行政が連携して議論を深め、市民参加を進めてまいりたい。
議員 競艇の経営が悪化している。今後は。
市長 仮に競艇事業の赤字が恒常化した場合、継続は困難。まずは経営改善に取り組む。
議員 放課後子ども教室、青少年の居場所の充実に向けた対策は。
市長 スタッフの確保や実施時間等のニーズ把握など、充実を図る。
議員 特別支援教育の充実に向けた具体策は。
市長 本年度、次年度に通級教室【※】と特別学級【※】を増設。相談・支援においては児童・保護者の思いに応えるべく、ていねいに進める。
議員 野良猫対策は。
市長 不妊・去勢手術や里親探しなどで、「地域猫活動」を支援し、殺処分ゼロを目指す。地域の理解を得て猫の一生を全うさせ、人と猫との共存を図る。
【※】協働:市民や行政をはじめとするさまざまな主体が、同じ目的のために、対等の立場で協力して共に働くこと。
【※】通級教室:通常の学級に在籍する、比較的軽度の障害がある児童生徒に対して、障害の状態に応じて特別な指導を行うための教室。教科の学習は通常の学級で行う。
【※】特別学級:特別支援学級。小学校、中学校、高等学校および中等教育学校に、教育上特別な支援を必要とする児童および生徒のために置かれた学級。