戸田市外に行く用事がある際、私はよく他自治体の議会だよりをもらって読んでいます。
先日、駅でもらった文京区議会だよりを読んでいたところ、こんな記事を発見しました。
「清掃・リサイクル調査特別委員会」の視察でリサイクル・フラワー・センターを訪れ、戸田市におけるリサイクル事業の取組について調査研究を行った、とのこと。写真入りで紹介されています。
リサイクル・フラワー・センターは、以前に開園までのいきさつを記事にしたことがあります。
【ご参考】
なかなか感慨深い①【リサイクル・フラワー・センター開園式】
なかなか感慨深い②【リサイクル・フラワー・センター開園式】
なかなか感慨深い③【リサイクル・フラワー・センター開園式】
なかなか感慨深い④【リサイクル・フラワー・センター開園式】
なかなか感慨深い⑤【リサイクル・フラワー・センター開園式】
リサイクル・フラワー・センターは、リサイクルと障がい者・シニアの方の雇用確保、緑のまちづくりの1石3鳥、高い理想の施設であり、戸田市独自のユニークな試みであるため、市外からの視察が絶えません。
しかし、視察は主に環境問題の視点で行われるため、リサイクルの部分のみが強調されることが多いようです。そのため、それ以外の2点については忘れられがちで、今回ご紹介した記事もその例にもれません…残念。
2011年1月
阿久根市長交代劇と議員報酬
鹿児島県阿久根市の出直し選挙で、現職市長が落選。市長の交代劇が起こりました。
落選した竹原氏の講演を何度か聞きに行ったことがありますが、合理的で何事にも動じない、きっぱりとした方という印象を持ちました。
阿久根市は、職員の平均給与(700万円強)が一般市民の平均給与(200万円弱)の3倍以上。これ1つ見ても、古い行政風土のどうにもならない自治体であることが分かります。
そんな最悪の状態にある自治体で、竹原氏が勇気を持って行った改革への取り組みが、手法の点で非難されてしまったことが残念です。
結局、自治体を変えることはできないのか。改革気運の後退が懸念されます。
さて、議会と首長の対立が報じられている、名古屋市や阿久根市における大きな論点の1つは、「議員報酬」ですね。
両市の市長は、「議員報酬の金額が高すぎる」という主張を行いました。
その点、私は更に「お手盛り」、つまり議員が自身の報酬金額を自ら決定する仕組みそのものに問題があると考えます。
いくら市民の代表とはいえ、自分の給料まで決める現在の仕組みはどう見てもヘンでしょう。議員報酬を外部が評価する仕組み、できれば住民投票などの手続きを経て決定する仕組みを整備するのが望ましい。
議員報酬の具体的な金額についてはアイデアがありますが、ここでは差し控えます。
賀正
新年1月1日、実家へ。今年は日帰り。
この10年ほど、わが酒井家の新年は…
①「びっくり大賞」と称して、去年1年間で最もびっくりする成果を出した人を表彰し、今年一年の目標を立てる。
②その後、「今年の1字」を書き初めする。
…というのが恒例行事となっております。
「びっくり大賞」は、今やわが家の最重要行事となっており、1年の目標管理に利用しています。
2010びっくり大賞は、満場一致で年末の兄夫婦第1子誕生に決定。新年の出産予定が前倒しになり、暮れにかわいい姪が誕生!これには全員びっくり!でした♪
カワイイ!チッチャイ!!
書き初め後、みんなでパチリ。
書き初めは「太」という字に。
悪筆の私にしては、今年はとても上手く書けました。
今年は議員生活も3年目。勝手が分かってきたところで、活動量を増やしたい、という意味を込めています。
さて、新年を迎えるにあたり、政治姿勢の面での目標を考えました。
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①居住地域や特定団体への利益誘導を行わない。
(全市的な視点の政策を推進する)
②必要なことは、言いづらいことでも言う。
(しがらみや選挙の損得を考えない)
③常に「平均的な1市民の目線」を守る。
(「議会・行政の常識」は「市民の非常識」。議会や行政の空気に染まってしまっては、何のための市民の代表だか分からなくなってしまう)
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①②③全て、これまでも心がけてきたことですが、はっきりと活動指針として打ち出すことで、政治家としての行動のブレが減らせると思います。
それでは読者の皆様、今年もよろしくお願いします。