工事金額が表示されています

現在、市内3駅の駐輪場が進んでいます。総予算6億円以上をかけた大々的なものです。
駐輪台数が拡大するとともに、他市町村並みに近い金額(従来の3倍程度)への急激な値上げも予定されています。実施にあたっては、利便性や防犯性の確保とともに、利用者へのていねいな説明が求められます。

さて、その工事現場を確認したところ…
kanban
なんと、工事の受注金額が表示されています。

私は以前に、市役所と市民のコスト意識を高めるために、あらゆる行政サービスについて、提供されているその場において、コスト情報の表示を行うことを提案しました。
https://sakai-ikuro.com/archives/2012/02/post_454.html
https://sakai-ikuro.com/archives/2010/02/post_362.html
その後、これまでに図書館(1冊あたり貸出コスト)や、健康診断(1人あたりコスト)などについては、表示がされています。今回あらたに工事費用の表示を行うことになったのでしょうか?

さっそく市担当課に確認したところ、「工事業者の自主的な表示」であるとのこと。業者が(すでに表示が義務付けられている)他市町村で使用する看板を流用したためであるようです。残念。
表示の制度化については、あらためて要望し直しました。