戸田競艇組合議会に出席

本日は戸田競艇組合議会に議員として出席。

(戸田競艇は戸田、蕨、川口の3市の議員から選抜し構成された議会の議決により運営されています)

 

本日、提出された何の変哲もないように見えた議案が、実は戸田競艇トップを入れ替え、大改革の端緒とすることを意図するものであったことが判明。委員会審議が紛糾し、予想外の長時間にわたる議会となりました。

 

管理者(神保市長)によれば、苦しい経営の続く戸田競艇の改革を託す人物を新規に管理者補佐(実質上の運営トップ)として採用し、コスト削減とビジネスモデルの構築を託したい、とのこと。

ビジネスモデルとはどのようなものを想定しているのか、超重要案件であるにもかかわらず唐突とも思える議案提出となった理由は何か、という質問に対しては、はっきりとした回答は無し。

一方、採用予定の人物については、浦和競馬や川口オートレースの経営を立てなおした人物であり、また戸田競艇の経営改善が必要性なことについては言うまでもなく、今回の人事自体は賛成できると考えました。

そこで、議案に賛成すると共に、議会との良好なコミュニケーションにも努めて頂きたい旨、わが会派を代表して金野議員が委員会討論(賛成討論)を実施。

 

議決の結果、委員会・本会議とも蕨市選出議員が全員反対、戸田・川口市からも反対が出るなど賛否が分かれましたが、いずれも賛成多数で可決となりました。

管理者には新しい事務局長と密に話し合って頂き、早期に経営改革のスタンスを定め、協力して進められることを求めたいと思います。

14.8.26

「酒井郁郎ウェブページ」リニューアルのおしらせ

長期にわたるリニューアルがようやく終了し、本日より新ウェブページを公開いたします。

今回のリニューアルに合わせて、フェイスブックページも開設。新ウェブページではフェイスブックページと連動することでリアルタイムの活動報告に対応すると共に、見やすさにも配慮しました。

「ウェブページ」には政策やレポートを掲載、「フェイスブックページ」では活動報告やご意見募集を行っていく予定です。

今後ともご愛読をお願いいたします。

「酒井いくろうウェブページ(新URL)」https://sakai-ikuro.com/
「酒井いくろうフェイスブックページ」https://www.facebook.com/sakaiikuro

療育ワークショップを見学

NPO法人「つみきの会」主催の療育ワークショップを見学。会場は戸田市立図書館本館。
今回のワークショップは、戸田市内で児童発達支援施設「コクーンファミリールーム」を運営するNPO法人繭が開催に協力。コクーンさんにはいつも、施設の見学やヒアリングなどご協力頂いており、そのご縁で参加させて頂きました。

療育とは、「障がいをもつ子供が社会的に自立することを目的として行われる医療と保育」のことで、つみきの会やコクーンファミリールームでは特に、自閉症の症状の改善に画期的な効果のあるABA(応用行動分析)を実践しています。

障がい者支援・障がい児教育は自身のテーマの1つであり、会派の課題として取り組んでいます。特にここ数カ月は、会派メンバーを誘って、市内外の療育関係の施設、教育機関の視察・ヒアリングを重ねてきました。

5/8リーフ(大手療育教室)
6/14戸田第一小(特別支援学級)
6/25県立和光南特別支援学校
7/16喜沢小(通級学級)

施設ごとに雰囲気やスタンスが微妙に違うのですが、教育関係者の皆様が一様に仰るのは、発達障がいの子どもさんは、早期の段階で、ある程度まとまった介入を行うことで、効果が出やすい、ということ。
しかしながら、例えば戸田市においては「通級クラス」(ケアの必要な児童が、通常クラスに所属しながら週一回程度通う療育プログラム。戸田市では喜沢小、美谷本小に設置)がなかなか増やせない等、通級の必要がありながら通えない児童もまだまだ多くいるとのことで、教育委員会のご担当者も、もどかしい思いをしておられる部分もあるように聞いています。

そうした不足は今後補われなくてはならないと考えられますが、そのために、「コクーンファミリールーム」のような民間の療育施設は、大きな役割を果たしていくと考えています。

さて、今日のワークショップでは、つみきの会代表の藤坂氏による療育指導を見学。自閉症児たちは、指導によりたちまち色々なことができるようになります。
藤坂氏からは「療育も普段の子育ても技術である、日々研さんして極意を身につけるべく努力している」旨のお話があり、感銘を受けました。自身の子育てを考え直す上でも、大変参考になる時間でした。

「NPO法人 繭」
「NPO法人 つみきの会」