本日は戸田競艇組合議会に議員として出席。
(戸田競艇は戸田、蕨、川口の3市の議員から選抜し構成された議会の議決により運営されています)
本日、提出された何の変哲もないように見えた議案が、実は戸田競艇トップを入れ替え、大改革の端緒とすることを意図するものであったことが判明。委員会審議が紛糾し、予想外の長時間にわたる議会となりました。
管理者(神保市長)によれば、苦しい経営の続く戸田競艇の改革を託す人物を新規に管理者補佐(実質上の運営トップ)として採用し、コスト削減とビジネスモデルの構築を託したい、とのこと。
ビジネスモデルとはどのようなものを想定しているのか、超重要案件であるにもかかわらず唐突とも思える議案提出となった理由は何か、という質問に対しては、はっきりとした回答は無し。
一方、採用予定の人物については、浦和競馬や川口オートレースの経営を立てなおした人物であり、また戸田競艇の経営改善が必要性なことについては言うまでもなく、今回の人事自体は賛成できると考えました。
そこで、議案に賛成すると共に、議会との良好なコミュニケーションにも努めて頂きたい旨、わが会派を代表して金野議員が委員会討論(賛成討論)を実施。
議決の結果、委員会・本会議とも蕨市選出議員が全員反対、戸田・川口市からも反対が出るなど賛否が分かれましたが、いずれも賛成多数で可決となりました。
管理者には新しい事務局長と密に話し合って頂き、早期に経営改革のスタンスを定め、協力して進められることを求めたいと思います。