一般質問(9月議会)

9月議会が閉会しました。
今議会における私の質問は、下記の3点。

1.補助金の見直しについて
補助金の問題点が指摘されています。補助金の見直しや透明化をとおして、私たち市民の十分な理解を得ることを目指します。

2.市役所における「働き方改革」「人事・給与構造改革」について
職場環境や人材育成、人事評価や給与制度の改善により、市役所の活性化を目指します。

3.チャットサポート窓口、SNS窓口について
ICT技術の活用により、市民サービス向上と市役所業務の効率化を目指します。

質問の詳細を、会派の活動報告レポート原稿から掲載します。

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■■人事・給与・採用の改善を!■■

【背景】 行政改革の中でも、人事・採用制度改革はその本丸であると考えます。①働きやすい職場環境をつくることで有能な人材を呼び込み、②研修や実地訓練を通して人材育成を図り、③公平な人事評価や、年功序列を排した給与体系により、頑張る職員が報われる制度とすることで意欲を高める、などのポイントがあります。一度採用した職員は、基本的に中途退職することは無く、定年までの約40年の人件費は3億円前後。制度の改善により4億円分も5億円分も働いて頂ければ、これ以上の活性化、効率化はありません。
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酒井 ①介護や出産がしやすい制度に改善を。②評価制度、給与体系の改善を。③災害等に備え、職員の市内居住を促進する制度へ。

総務部長 検討していく。

 

■■補助金を適正に!■■

酒井 補助金は、効果が曖昧である、既得権化しやすい等の問題点が指摘されている。①交付先や金額等を公表し、透明化を。②補助事業効果の検証、原則公募とする、基準に合わない補助金を原則廃止する等、総合的な取り組みを。

財務部長 ①公表する内容や効果的な方法を検討する。②基準改正や厳密化、透明化、見直し状況の公表等、効果的な見直しを実施したい。庁内通知や研修を活用した全庁的な取組みを通じて実効性を確保する。

 

■■問い合わせ窓口の改善を!■■

酒井 SNSやチャットの問い合わせ窓口を作っては?気軽に問合わせでき、職員も対応の負担が減らせる。

総務部長 研究してまいる。

【ポイント】 全国の自治体で財政が厳しくなる一方、行政の担う仕事はますます増えています。行政を効率化し、行政サービスの質を落とさないためのカギは、ICT技術の活用。いち早く導入して大いに活用を図るのが良いと考えます。このチャットサポート窓口のアイデアも、費用や手間など導入へのハードルは高くはない一方、多大な効果が期待されます。