会派視察

最近の会派活動の一環として実施した、日帰りの会派視察をご紹介します。

1か所目は、5/20(土)に訪問した「シブヤ大学」。シブヤ大学とは渋谷区の生涯学習事業が発展したNPO事業で、渋谷区をキャンパスにして様々な講座を提供する取り組みです。

シブヤ大学

午前中に代表の方と意見交換をさせていただき、その後二手に分かれて実際の授業を受講。その後、会派メンバー全員で事務局での授業振り返りも見学させていただきましたが、非常に楽しく話し合いをされているのが印象的でした。

本事例を戸田市における生涯学習の活性化、特にシニアの皆様が希望に応じて自主的に開催できる学びの場づくりに役立てたいと思いました。

シブヤ大学の皆様、大変ありがとうございました。

2か所目は、8/21(月)訪問の県児童相談所。児童虐待の実務的な取り組みを検証する目的で、施設見学と所長へのヒアリングを実施。児童相談所、市、学校等、関係各機関の連携、また保護を行う判断のポイントなど、実地に即した意見交換を行いました。

ご応対頂いた児童相談所長、またご協力頂きました菅原文仁県議には、厚く御礼申し上げます。

保育園長懇談会、小学校長懇談会【健康福祉委】

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11月13日、17日の両日、健康福祉委員会の活動の一環として、保育所園長懇談会、小学校長懇談会を相次いで実施しました。

保育所園長懇談会では、市内にある約30か所の民間保育園の園長先生にお集まりいただき、小グループに分かれての懇談により、色々な新しい課題が見えてきました。

特に気になったご意見は・・・
1.認可保育園の入所基準について。兄弟でありながら、市役所から別々の保育園への入園を指示されることがある。保護者は送迎や行事参加が困難となる(本件はグループの園長先生全員(8名)が、強く訴える問題でした)。

2.防災について。避難先を視察したところ、避難経路の廊下や階段に物が置かれており、とても避難経路が確保できない。避難訓練をしようとしたところ、避難先に指定された施設から拒否された。また、台風の日の朝、開所時間を遅らせたい場合でも、市役所の指示によりいつも通りに開所させられ危険である。

3.公立園との扱いの格差。障がい児や外国人をあずかる際の保育士加配(人数を増やす)を認める基準が、公立園と比べて厳しい(公立園なら認められるところを、認めてもらえない)。市の施設を行事で使う際に、公立園の予約を優先的に受け付けるため、行事の予定が立たない。

・・・などです。

どのご意見にも、戸田市の子育て政策のもう一息な現状が現れていると感じられました。戸田市役所は、全体としては先進的な自治体だと思いますが、福祉分野や子育て分野などに改善の余地があると感じます。

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小学校長懇談会では、特に学童保育について、学校側の立場からご意見をうかがいましたが、ご出席下さった校長先生の全員から、下記のようなお話がありました。

1.「一人帰り制度」が危険。夕方7時までに迎えに来れない家庭は、保護者が承諾の上、一人で帰宅させる制度がある。季節によっては真っ暗な中、小学生が一人で帰ることになり、危険ではないか。

2.指導員の指導力が足りないため、不安で学校施設(体育館や図書室等)の利用を許可できない。

その他、小学校と学童保育の連携について、いくつか興味深いヒントを頂きました。委員会として取り組むべく、働きかけていきたいと思います。

一般質問(9月議会)

9月議会が閉会しました。
今議会、下記テーマの一般質問を行いました。

「市民医療センターについて」
次年度は「市民医療センター経営改革プラン」計画期間の最終年度であり、今後に向けての評価が求められる。そこで、下記についてお伺いする。
(1)プランの進捗について。
(2)収支の改善について。
(3)市民医療センターの機能について。
市民医療センター
【新しくなった市民医療センター】

美女木地区の医療を担う「市民医療センター」。慢性的な赤字に加え、ここ数年は医師不足等による医療機能の低下が見られました。
そこで15億円を投じて建て替えを行い、近代的な施設にするとともに、5か年計画による経営立て直しを行いました。その結果、従来2億円程度だった繰入金(収支不足の補てん)が3億円以上に増大。早急に抜本的な経営改革が求められます。
特に、周辺医療機関との連携強化や住民ニーズに合わせた医療サービスを目指し、患者数を増やすことで収支を安定させ、赤字削減と周辺住民へのサービス強化を両立させることが考えられます。

ところで今回、最近では珍しく、議員席から多くのヤジが飛びました。質問しながら、だれがどんなヤジを飛ばしているか聞いていましたが、どれ一つとして質問の趣旨を理解した、的確なヤジはありませんでした。

映像を見ると、どの議員がどんなヤジを飛ばしているかまで、よくわかります。
気になる読者の方は、下記映像をご覧ください。
http://www2.city.toda.saitama.jp/gikai/g07_Video_View.asp?SrchID=2741
議会だより原稿を下に掲載します。
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「市民医療センターの経営再建と機能向上は」
「議員からの提案の実施は困難」

議員:市民医療センターは、長年にわたり地域の医療供給を担う一方、財政負担が生じている。平成23年に「市民医療センター経営改革プラン」を作成したが、収支改善は進んでおらず、ここ数年は医師不足その他の原因による医療機能の低下も見られる。そこで、収支改善と質向上の両立を目指し、次の提案をさせていただく。
①病院経営人材の招聘
②専門職人材の持続的確保に向けた、人事制度の改正、あるいは弾力的運用(つまり、経営人材や現場の医師、看護師等について、給与額、兼業規定、勤務日数や時間、勉強支援等、雇用条件を再検討すること)
③病院プロパー職員の採用による、スキルの蓄積(現在は市役所本庁との間を2~3年で配置転換)
④周辺医療機関との間における、地域連携ネットワークの強化
⑤医療圏の調査と、それに基づく診療科目の随時見直し
⑥医療センターが果たすべき役割の再検討、それへ向けた議論の活性化
⑦経営目標について、指標となる数値や具体策(アクションプラン)への落とし込みと実績の検証。これらの1年ごとの公表など過程の「見える化」。
以上、検討してはどうか。

事務長:提案の実施は困難。④についてはすでに実施している。
市長:提案については検討しながら経営改善を進める。

一般質問(6月議会)

 

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6月議会が閉会しました。
今議会で私が行った一般質問は、下記3点。

1.補助金等の確保について
2.がん検診の検査内容について
3.自殺対策について

1「補助金等の確保」について。戸田市において、国県補助金等のもらい漏れが発生している。特に、1億円以上の財源逸失につながった福祉事業における事例(私の指摘で是正)を取り上げ、今後の補助金確保のための対策について質しました。

2「がん検診の検査内容」について。市が提供するがん検診の中には、効果の薄いものがある一方、効果の見込めるものが検査対象外となっている。検査内容の選定理由やその基準があいまいであるため、見直しを提案しました。

3.「自殺対策」について。市内の年間自殺者数は、平成21年の37人をピークに、平成25年は20人、平成26年は16人と、激減しているが、状況は決して楽観できないと考えられる。今後の対策について提案しました。

無題
【自殺者減は、リストラ、失業等、中高年の経済問題の改善が要因か…好景気の今こそ、自殺対策の強化を!】

議会だより原稿を下に掲載します。
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「国県からの補助金の逸失防止は」
「業務の内容を把握し、確保に努める」

議員:国県からの補助金の逸失、つまり得られたはずの補助金が得られない事態が発生している。地域包括支援センター運営に対する国県補助金等においては、過去6年間で約1億円に上る逸失があった。本件は、H23年に私が一般質問で取り上げ、総合的に検討する旨の答弁を受けている。その際に対応していれば、少なくともその次年度以降の3年間、約五千万円については確保できたはずである。また24時間介護定期巡回事業においては、当て込んでいた補助金の確保ができず、当初予定の平成27年当初からの事業開始が後ろにずれ込む状況となっている。これら事例において、実際に大きな金額の財源逸失や、市民サービスへの悪影響が出ているにも関わらず、原因究明や今後の再発防止についての検討が不十分だ。財源厳しい折、同じことが今後も起こるのは防がなくてはならない。また、職員に対する啓発だけではなく、研修やデータベース化等、事例の共有により組織として取り組むべきだ。

福祉部長:業務の内容を把握し、確保に努めたい。

議員:市内の自殺者数が半減している。しかし、減少の要因は景気回復に依る部分が大きく、気を抜けば次の不況時に元通りになりかねない。警察や病院と連携しての対策強化など今こそ取り組むべき。

福祉部長:総合的に事業を推進してまいる。

戸田市民の自殺者が2年連続で大幅に減少

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市民の自殺者が2年連続で大幅に減少しています。一昨年(平成24年)の31人から、昨年は20人、今年は14人と急激に減少しました。

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大学生(手前)と自殺予防週間キャンペーンを実施(23年9月)

戸田市民の自殺者数は、平成21年に急上昇後、4年連続で30人を突破(上写真のグラフ参照)。当時の戸田市は自殺対策を行っておらず、早期の実施を継続して訴えると共に、個人的に自殺対策予防週間に合わせたキャンペーンを行うなどで対応してきました。

 

思えば市全体の自殺者数がピーク(年間37人)となった平成21年当時、市の担当課に自殺は個人ではなく社会全体の問題であること、行政の対策により自殺者数を減らせることなどをいくら訴えても全くというほど取り合ってもらえませんでした。その数年後、国全体の機運が高まったころからようやく本格的に相談窓口の設置や啓発活動などが始まりました。

たらればを言っても仕方がありませんが、早期に基本的な対策だけでも実施していれば、事態は変わっていたのではないかと悔やまれます。行政の判断が多くの人の命を左右することもある、ということを議員も市職員も覚えておかなくてはなりません。

【11/11(日)戸田市健康福祉まつり】

新設された戸田市福祉保健センターで開催の「第2回戸田市健康福祉まつり」に出席。
楽しくてためになる有意義なイベントだと思いましたので、ご紹介します。
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本イベントについての予備知識はこのチラシ一枚だけ。
副題は「ここから発信!心と体の健康づくり」となっています。
朝10時のイベント開始と同時に入場。
一通り見て回りましたが、実際に体験した順にご紹介します。
①タオルわんこ作り体験
タオルを巻いたり曲げたりすることで、カワイい犬の人形ができます。
本コーナーは「戸田市精神保健福祉家族会」という、患者さんご家族の自主的な家族会が主催しておられ、活動内容などについてもお聞きすることができました。
②ストレス測定コーナー
神経のバランスを測定したり、唾液の成分を見たりすることで、ストレス度がチェックできるとのこと。
私も実際に測って頂いたところ、ストレスほとんどゼロのようで驚きました。脳天気な性格なのでありましょうか?
後から本コーナーをのぞいたところ、視察に来ておられた神保市長が測定をなさっていました。
市長職の激務によるストレスは、いかほどのものなのでありましょうか?知ってみたくもあります。
③赤ちゃん人形、あそび場人気投票
実物大の新生児人形による体験ができます。今日は1才の娘も参加したので、「1年前はこんなに小さかったのか」という感慨がありました。
あそび場は、近所の公園に1票入れてきました。
④予防接種クイズ
予防接種についてのクイズを解くと、商品がもらえるコーナーです。
予防接種を行うべき年齢や回数など、難解なクイズなのですが、ちゃんとカンペの掲示がしてあり(笑)、それを見ながらクイズに回答していくと自然と予防接種の知識が身につくというためになるコーナー。
市民の皆さんにぜひ知って頂きたいことが宣伝できる好企画だと思いました。
⑤「食を見直そう」ポン菓子の実演、野菜手ばかり体験
健康増進の上で欠かせないのが「食育」。特に大きなテーマである、食糧の地産地消(お米の消費)と野菜の十分な摂取について、実際の体験を通して身につき、最後にはお米で作ったポン菓子までもらえるお得な企画でした。
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ほとんど予備知識なしでの参加でしたが、予想以上に楽しいイベントでした。
全体を通して感じたのは、市当局の健康増進事業に対する意欲です。
ちょっとうれしい賞品がもらえる、楽しい体験企画を通して、自然と健康に対する知識や動機付けが得られ、得した気分になって帰って頂く。
そして、このイベントをきっかけに市民の皆さんが健康的な生活を送って下さるようになれば、市民の利益になるだけではなく、戸田市としても医療福祉予算の抑制が図れます。
また、本イベントには市職員だけではなく、市内医療福祉機関、NPO関係者の多くの方々がご参加下さっておられ、大変ありがたいことだと思いました。
さて、最後に本イベントに対する市当局の並々ならぬ意欲を象徴する(?)ものをご紹介。
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なんと!イベント開催記念のタオルまで製作していたとは…
以前に相談窓口のマスコット「ミミィ」をご紹介したことがありますが、相談支援にとどまらず、健康増進の事業全体に対して本腰を入れてやっていく姿勢の表れなのかもしれません。
今後の福祉保健センターを中心とした市当局の、健康増進や介護予防への取り組みに期待しつつ注視していきたいと思います。

自殺対策強化月間(3月)キャンペーン【戸田市が実施すべき施策】

私はこれまで一貫して自殺の問題を取り上げてきました。この問題は、年間 数十人単位の市民の命を直接左右するからです。
そうした重大な問題であるにもかかわらず、これまで自殺対策の優先順位は決して高く扱われてはきませんでした。
これ以上の悲劇を拡大しないため、次のような対策を行うべきであると考えます。
①相談窓口の拡充、広報の強化
対策の第一歩は、相談窓口を広く知って頂き、いざという時に利用してもらえるよう備えることです。しかしながら、戸田市民が相談窓口を知っている割合は 10%台(平成 22 年度;市調査)と、あまり認知されていないのが現状です。
そこで、相談窓口の体制を拡充するとともに、集中的なキャンペーンの実施など PR 強化が必要と考えます。
②市役所内外の連携強化
自殺問題は、福祉部局の他、市民相談(金銭問題など)、救急(自傷者の搬送)、医療機関、警察(自殺未遂情報)、労基署やハローワーク(雇用の問題)、教育委員会(いじめ問題)…など、国・県・市・民間の各機関との連携が欠かせません。
最近、市役所内の「自殺対策実務者委員会」が発足しましたが、役所外との連携はこれからの課題です。
③データの収集とそれに基づいたターゲット設定
戸田市の自殺者の傾向は、①団塊世代の男性、②独居者、③過去に自殺を試みたことがある方…の割合が他市と比較して顕著に高いなど、特異的であることがうかがえます。
こうした特徴をとらえ、対策に生かすことで効果が高まります。
これら3点はどれも自殺対策の基本的な要素ですが、戸田市においては十分に実施されているとは言えません。
まずは対策の第一歩として、できる限り速やかな着手を求めていきたいと思います。
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上の画像は自殺対策キャラクター、埼玉県の「まぁ、いっか」(左)と札幌市の「チュプカ」(右)。それぞれの自治体のやる気がそのまんま出ているような気が。