不合理なスポーツセンターの修繕計画が進行する一方で、不合理な公共施設の修繕計画が1つ、撤回されました。
酒井が1年間、提言を続けてきた市保有の特養「戸田ほほえみの郷」の修繕計画コストは、試算時15億円、その後の計画では最低30億円と倍増。
さらに、現状の「戸田ほほえみの郷」の建物は、外見を重視した特殊な構造であるため、機能性、安全性に大きな課題があり、多額のコストをかけても、介護環境は改善されません。
(詳細はぜひ、酒井いくろうウェブページ掲載のチラシをご覧ください↓)
そこで酒井は、修繕プランに反対し、建て替えや延命修繕(短期の延命を目的とした、最低限の修繕)の選択肢を検討することを提言。昨年9月の議会質問を皮切りに、毎議会ごとに(全面中止となった3月を除く)4回にわたる議会質問を始め、この1年間活動してきました。
事態はその後、紆余曲折を経て、検討期間の延長、検討委員会の設置と進み、今議会の質問では「抜本的な見直し」、「選択肢の出し直し」が明言されました。
まだまだ気は抜けませんが、私の知る限り戸田市において1度決まったハコモノ計画を撤回した例はありません。菅原市長の決断は大きな苦汁を伴うものでしたが、市民負担をおさえ、市民便益を確保しうる快挙と言えます。
ご存知の通り、通常、行政で1度決まった計画を修正するのは大変困難です。しかし、今回のように皆様のご協力があればそれも可能です。
スポーツセンターの見直しについても、菅原市長の決断を後押しするためには、市民の皆様のご協力がどうしても欠かせません。今後は宣伝活動に加え、署名運動の実施も検討しています。皆様のご賛同、拡散をお願いいたします。