12月15日に12月議会の全日程が終了。
今回の議会も一般質問を行いました。
①「市広報、選挙公報は全戸に配布すべき」
②「東京電力一社に頼らない電力購入を」
今後、市当局の対応を確認していきます。
速報として、議会だより用に書いた原稿を掲載します。
――― * ――― * ――― * ―――
「市広報、選挙公報は全戸に配布すべき」
議員:現在、市広報や選挙公報が全戸配布されていない。
自宅に配布されない市民の不利益は言うまでもなく、また配布に当たる各町会の負担も重い。
選挙公報については新聞折り込みによる配布を行っているため、配布を受けている世帯は50%前後と推定される。全戸配布を規定する公職選挙法にそぐわない状況となっている。
政策秘書室長:平成二十五年度中の実現を目指したい。
行政委員会事務局長:シルバー人材センターに委託してのポスティングなど、実施方法を検討したい。
「東京電力一社に頼らない電力購入を」
議員:3月の計画停電では、市民生活や地域産業に打撃を受けた。
震災時の電力確保の視点から、また省エネや電力調達コスト削減の観点から、東京電力一社に頼らない電力調達が必要と考える。
そこで、
①独立系事業者の入札による電力調達を行い、年間数千万円の電力コスト削減を図っては。
②市が管理する施設の電力を一括管理にし、コスト削減に取り組んでは。
③小型ガスタービン発電所の市内への設置など、他自治体の事例を検討し、震災時の停電リスク軽減を図っては。
財務部長:
①経費削減策として時期を見て導入したい。
②各施設管理者と協議していく。
③市で導入できる部分がないか検討したい。
2011年12月
「議会モニター制度」発足へ!
以前に記事として掲載した議会モニター制度が発足します。
【ご参考:議会モニター募集(11/21まで!)】
あまり大々的な広報は行わなかったにも関わらず、6名という予想外に多くの方が応募してくださいました。
年代も20代から60代までと幅広く、市政に深い関心を持って下さっている大変ありがたい皆様です。
12月議会中に市議会議長から委任状を公布、1月からの1年間、モニターを務めて頂くことになっています。
さて、私はこの議会モニター制度に期待しています。
現在の議会はまだまだ改善の余地が多く残っており、議員特権の問題や、報酬・定数の問題など、改善が待たれます。
そうした課題やその他の問題に対し、一般市民の立場から意見を述べて頂く。
更には、そうした意見について一般市民向けの広報を行っていくとか、議会からの正式な回答を受けるようにするとか、より強力な諮問機関(しもんきかん=審議・調査を行い、意見を答申する機関)としていけないかと考えています。
さらには、議会モニターのメンバーの方が、モニター活動を通して戸田市議会の課題を洗い出し、それを元に次の市政を担っていく。このように戸田の市議会議員や市長へのステップになればベストだと思いますし、もしそのような方がいればぜひ応援したいと思っています。