川岸大型倉庫の現計画は不合理

先日(4/23)、「川岸地区の生活環境を守る会」のお招きで金野県議、会派メンバーと予定地を視察した際に見せて頂いた映像。予定地出入口を出る際に、少なくとも4人の警備員が誘導。交差点を右折する際には1名の警備員が誘導し、道幅を目一杯に使って切り返しながら約1分の時間をかけて曲がっていく様子が映っています。
今後もし倉庫の運用が始まれば、映像よりも大型のトレーラーが通行する予定となっていますが一目で無理のある計画であることが分かります。

仮にこの道路(戸二小通り)を通るにしても、道路を拡幅し、敷地角(映像では交差点左側)を隅切りして(削って)左折で通すしかない。業者側は隅切りなしで大型トレーラーが左折した場合も1度で曲がれる前提で申請しているとのことだが、とてもムリでしょう。

また、真夜中であれば本映像のように人通りも車通りも少ないが、昼間は写真の通り通学の子供たちであふれかえっている。死角の多い大型トレーラーの切り返しは、渋滞の心配のみならず人身事故の危険度も高いと思われます。

本計画は現状において危険度も高く、隅切り一つ実施しようとしない事業者側の態度は不誠実であると言わざるを得ない。蛇足ながら、当該企業はブランドマンションの開発に強みのある会社ですが、企業イメージは大丈夫なのか?他人事ながら心配である。
わが戸田の会は、菅原市長、金野県議と連携して計画の修正を図るとともに、大型トレーラーの通行そのものに制限を掛ける条例の新規制定を含む活動方針を検討しており、近く公表の予定です。