自殺問題③【自殺対策は必要ですか?】

自殺問題について、いろんな方と話しました。
議員の方とも、会派に関係なく議論させて頂きました。
議員Aさん:「自殺は止めようがない。最悪の状況にある人は、死んだらラクになるのは確実なんだから、止められないのではないか?」
→ 旧来のとらえ方です。


近年は、「自殺は防げる死」と、とらえられています。
・自殺の原因(ストレス)を解決する
・急性期(自殺衝動のおこるパニック期)をのりこえる
これらにより、自殺の多くは防ぐことができます。
事実、よくテレビなどで、自殺を考えたことのある人が後から「あの時、死ななくて本当によかった」とコメントするのをよく見かけますね。
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議員Bさん:「知り合いの社長で、自殺した方がいる。数億円の生命保険を自分に掛けていた。取引先や社員を守るための行動だった」「自分はこの方を立派な方だと思う。自殺を否定するということは、この方の立派なおこないを否定することだ」
→ その方の利他心を否定するものではありません。
それでも私は、そのすばらしい利他心を持った方に生きていてほしかったと思います。
全国的に、中小企業経営者の自殺は非常に多い。
それへの対策は急務となっており、
・早期に倒産処理をするよう、誠意ある説得を行う
・倒産処理を弁護士に委任し、取り立てから解放する
、、、などの対応がなされています。
ちなみに、倒産時点で70~80%の経営者は「夜逃げ」を選択するとのこと。
自殺するのは、特に責任感の強い経営者の方であるとのことです。
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市民Cさん:「小手先だけで自殺を防いだところでしょうがない。社会全体をどうにかしないことには解決しない」
→ その通りです。
それでも、日々自殺者や未遂者がいて、それぞれにつらい思いを抱えています。
社会問題にとりくみつつ、目の前の現実にもとりくむことが必要です。
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いろんな方と話をしましたが、最後には自殺問題の重要さをわかってくださる方がほとんどでした。
お話した方の中には、
「夜中に自殺問題の仕事するなよ!」とか、
「自殺の仕事した後はお笑い番組でも見ろよ!」などと、
言って下さった方もいました(笑)
自殺はつらいテーマです。
それにも関わらず、話につきあって下さった皆さん、ありがとうございました~!