4/24(金)堺市での会派視察の後、本や資料を調べたり、関係機関でインタビューを取ったりして、戸田市に適した施策を検討しました。
インタビュー先は、
・戸田市医療保健センター
・川口保健所(県の機関。川口、戸田、蕨の3市を担当)
・蕨警察
・消防本部(救急)
・病院
、、、など。
インタビューや資料から分かったこと:
戸田市では毎年20人の方が自殺で亡くなります。
人口10万人あたりの死亡者数(自殺死亡率)で考えると(平成19年)
全国平均:24.4名
戸田市:17.5名
全国平均と比べて、戸田の自殺死亡率は決して高くはありません。
それでも、戸田市内の交通事故による死者は年間3~5人。
また、自殺は少年期~壮年期(5~44才)の死因トップ。
特に、少年(5~14才)の自殺も、4年間で3名、発生しています。
これらを考えると、自殺問題の重大さがわかります。
自殺未遂者のうち、消防、警察で把握しているのは100名弱。
この方たちは、何度か自殺未遂をくり返すうちに、既遂となり亡くなってしまうことが多いそうです。
それにもかかわらず、この方たちに対して、現在は何のフォローもなされていません。
並行して、市内の方とこの問題について話をしました。
市内のみなさんが、自殺問題についてどう思っているかを知りたかったからです。
そのついでに、この問題の重要性を知ってもらえたら良いなと思いました。
次回はそのときの話です。