牛で草とり①

9月の議会だよりのコラムに、こんな記事を書きました。
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9月の日曜、ある牧場を見学。牛を荒れ地に放牧すると、草取りがタダでやれるそう。これぞ究極のエコ!戸田の空地や土手で、コスト削減やエコのアピール、更には「戸田牛」発売も…!どうです?牛のいる町♪


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環境問題は大切ですが、どの対策もお金がかかる・・・
そんな常識をくつがえす、費用がほとんどかからない上、和牛の育成もできる「放牧による草取り」の取り組みがひろがっていると聞き、見学してきました。
(この見学にかかった費用は全額自費です。念のため)
場所は山梨の美しい牧場。
山の斜面に立地しているが、元は雑木と雑草が生い茂る荒れ地だったそう。
「牛で草とり」の方法を使って、現在も開墾をしているとのこと。
さっそく、開墾地を見学させてもらうことに。
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こちらが草取り(=食事)をしてくれている和牛たち。
放牧をしているサクの内側は、雑草がすっかりきれいになっています。
山なのでかなりの急峻地(アップダウン)ですが、牛には問題ないそうです。
たしかに、牛は平気そうにしてました。
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立派な和牛です。
さぞいいエサを食べてるのだろうと思いきや、どんな草木でも食べるそうです。
多少好き嫌いがあるそうで、放牧しておくと好きな草から食べ始め、きらいな草を食べるのは最後のほうとか(笑)
われわれの姿を見ると、ドドドドドッ!!と駆けてきたので、一同びっくり!
水をくれるのかと思って寄ってきたのだそうです。
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サクはこんな簡単なものでOK。
牛は意外と臆病なので、サクを壊して逃走したりはしないそうです。
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戸田市でも、河川敷や緑地、空き地の草取りに、多くの費用がかかっています。
コスト削減と、牛による癒し効果、教育効果など、一石二鳥、三鳥、、、が期待できるこの取り組み、検討してはどうでしょうか!!
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(写真は笹目川、分かりづらいですが草取り作業中です)