3月21日に、3月議会が閉会しました。
本議会では、酒井は会派を代表し、神保市長の施政方針に対する総括質問を初めて行いました。
また、会派の新人3名が初の一般質問や討論を行い、委員会審議に臨むなど、彼らにとっては印象深い議会だったと思います。
今議会に行った総括質問の概要について、議会だより用に書いた原稿を掲載します。
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「更なる学力向上策を」
議員 当会派は特に教育分野に力点を置き、学力向上を目指したい。戸田市は英語に力を入れており県平均を大きく上回っているが、理科・数学については県平均を下回る。各科目の強化策は。
市長 理数教育は特に課題としていく。例えば理科支援員を配置し、実験・観察授業の充実を図っていく。
「若年失業者の就労支援の強化を」
議員 若年者の失業率は、全世代のほぼ2倍と高い。また、若年者は就労可能年数が大きく残っているため、就労に成功した場合の効果が大きいこともあり、取り組み強化願いたい。
市長 現状を踏まえ、次年度は就労支援専門員を増員し、推進する。
「市の施設管理について」
議員 市の施設・土地を管理する新部署が設置される。行政の縦割りを排し、市有財産の有効活用を図るべき。更に、調達も一括して行い、コスト削減を図ってはどうか。
市長 従来の縦割りを排して施設管理を行う。調達コストを一括管理し、削減に努める。
「自治基本条例について」
議員 同条例が、市政に市民の意思を反映する仕組みとなるようご留意願いたいがどうか。
市長 市民がより参画しやすい環境を作るべく、条例案を作成する。