9月議会報告

DSC_0024

 

本日、9月議会が閉会しました。

今議会では一般質問と討論を実施。

 

一般質問においては、1.集合住宅等における自治会結成や活動の推進について、2.姉妹都市の美里町における農業等交流の深化について、3.学童保育における指導員の確保について、質問を行いました。

1点目の質問では、戸田市の長年の課題となってきたマンションにおけるコミュニティ支援について、画期的な方向転換のきっかけとなりうる見解が、市当局の答弁中に示されました。

2点目の質問は、埼玉県北部の姉妹都市、美里町との議員交流の中から生まれたアイデア。美里町は自動車で約1時間と近く、農地の活用や里山維持などの分野における戸田市とのタイアップに大きな可能性を感じました。今後、先方との話し合いを強化するとの答弁が得られました。

3点目は、ここ数年学童保育において指導員が重大な問題を起こしたり、資質が明らかに疑われる指導員が在籍していることを把握しながら、指導を続けさせるなどの問題が明らかになりました。それを受けての昨年同時期に続いての質問。採用における改善や求人方法の検討などが示されましたが、それにより学童保育の質改善が実現するのか、今後注視していくことが大切であると考えます。

ところで、質問日の前後は体調が悪く、自身の体調管理も今後の課題にしたいと思います。

 

(質問の映像は下記リンク)

http://www002.city.toda.saitama.jp/gikai/g07_Video_View.asp?SrchID=2268

 

一般質問の議会だより原稿を掲載します。

 

一般質問:

 

(吹き出し)市広報の配布と防災対策を全ての世帯に‼

 

議員:マンション等、集合住宅の住民は、町会加入率が低く、地域コミュニティへの無関心が問題となってきた。町会に未加入のマンションも多数存在しているが、その一部は自主的にコミュニティ活動を行っており、地域コミュニティづくりに立派に貢献している。しかし戸田市においては、そうした活動に支援の手が差し伸べられることは無く、防災対策が進まない原因にもなっている。市広報の配布を受けられないマンションも多い。そこで、従来からの枠組みを変更し、町会のみならずマンションにおけるコミュニティ活動にも支援を行ってはどうか。

 

市民生活部長:検討すべき課題である。町会に未加入のマンションの場合、まずはマンション内のコミュニティ活動を活性化し、その上で町会加入を促していくことも必要ではないか。どのような支援ができるか、調査・検討を進めたい。

 

学童保育における指導員の人材確保

 

議員:学童保育の環境は、指導員の質に大きく左右される。採用時の倍率は例年1.0~1.3倍台と低く、一定水準の人材が採用できているのか疑問である。採用方法や賃金水準を見直し、質の高い人材の確保を目指しては。

 

子ども青少年部長:募集方法を検討したい。