小中一貫化が実現へ

6月議会において、教育委から戸田市における小中一貫校の設置について方針が示されました。具体的には、戸田東小・東中学校の建て替えを行い、平成33年度開校を目指し、施設整備と小中一貫カリキュラムの検討その他のハード面を一体的に検討していくという巨大プロジェクトになりそうです。日本でも過去最大の規模であり、実現すれば戸田市における教育改革の1つの到達点になるでしょう。その分、教育部局の負担も大きくなりそうですが、子ども思いで抜け目のない教育長が、必ず良いものを作ってくれると確信しています。

小中一貫化は、学力向上や「中1ギャップ」の解消に加え、規範意識の向上、自尊感情の高まり、教職員の児童生徒理解や指導方法改善意欲の高まり等意識面の好影響など、すでに取組を進めている市町村においては、ほぼ全ての市町村において成果が認められているとのこと。私サカイは議員になる前に山崎市議と、開智学園小中一貫校の視察を行い、その後、わが町における小中一貫化をはじめとする、教育改革の実現を目指して市議会議員を志しました。10年以上の活動を経て、遅ればせながら戸田市においても小中一貫校が実現に向けて動き出しました。今後はその内容を注視していきたいと思います。