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市長に予算要望を実施

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私が代表を務める市議会会派「戸田の会」で、毎年恒例の予算要望を行いました。
予算要望とは、次年度予算の編成にあたっての会派の要望事項をまとめ、申し入れを行う活動です。戸田の会では市長に要望書をお渡しした上、内容について懇談の時間をいただきました。

今回、私からは特に次の2点についてお話させて頂きました。
1.市民医療センターについて。赤字縮小と機能向上を両立する、抜本的な経営改善を。
2.教育改革について。子育て支援とも連携し、ぜひやり抜いて頂きたい旨。
市長からは、どちらについても前進させていく旨のお話がありました。
戸田市政の重要なポイントになる2つの課題であり、改革については後押ししていく旨を申し上げ、市長室を後にしました。

今回の市長要望の内容は、下のリンクからご覧ください。
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議員の海外派遣、見直しを!

今議会では、議員の海外派遣への承認について採決に付され、私と私の所属会派「戸田の会」は反対の立場をとりました。

戸田市では例年、海外友好都市への議員派遣を行ってきました。しかし、毎年の大規模な議員団派遣は多額の予算を要すること、また他市町村にあまり類のない制度であることから、私は一貫して大幅な見直し(あるいは中止)を求めてきました。

平成 27 年度の中国開封市への派遣については、所属会派「戸田の会」を代表して派遣人数の削減等を求めたものの、実現の見通しが立たず、会派メンバーに呼びかけて派遣反対の立場(本会議の採決において 4 人の会派メンバー中、反対 3、退席1【※】)を取りました。

議員の多くは海外派遣に賛成していますが、本音では「今後は難しいのではないか」と考える人もいます。(2017年1月に改選が行われた後の)来期の議会においては、大幅な見直しが実現するかもしれません。

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さて、戸田市は今後の財政悪化が見込まれており、毎議会のように市民負担の拡大を求める議案が可決されています。かつて「増税の前にやるべきことがある」という標語がありましたが、行政は無駄な出費を抑えて効率化を図らなくては、市民負担の拡大に理解を求めるのは難しくなります。

もちろん議会もコスト削減の意識を持ち、議員特権と受け取られかねない事業は見直していくべきではないでしょうか。

【※】退席=棄権のこと

一般質問(9月議会)

9月議会が閉会しました。
今議会、下記テーマの一般質問を行いました。

「市民医療センターについて」
次年度は「市民医療センター経営改革プラン」計画期間の最終年度であり、今後に向けての評価が求められる。そこで、下記についてお伺いする。
(1)プランの進捗について。
(2)収支の改善について。
(3)市民医療センターの機能について。
市民医療センター
【新しくなった市民医療センター】

美女木地区の医療を担う「市民医療センター」。慢性的な赤字に加え、ここ数年は医師不足等による医療機能の低下が見られました。
そこで15億円を投じて建て替えを行い、近代的な施設にするとともに、5か年計画による経営立て直しを行いました。その結果、従来2億円程度だった繰入金(収支不足の補てん)が3億円以上に増大。早急に抜本的な経営改革が求められます。
特に、周辺医療機関との連携強化や住民ニーズに合わせた医療サービスを目指し、患者数を増やすことで収支を安定させ、赤字削減と周辺住民へのサービス強化を両立させることが考えられます。

ところで今回、最近では珍しく、議員席から多くのヤジが飛びました。質問しながら、だれがどんなヤジを飛ばしているか聞いていましたが、どれ一つとして質問の趣旨を理解した、的確なヤジはありませんでした。

映像を見ると、どの議員がどんなヤジを飛ばしているかまで、よくわかります。
気になる読者の方は、下記映像をご覧ください。
http://www2.city.toda.saitama.jp/gikai/g07_Video_View.asp?SrchID=2741
議会だより原稿を下に掲載します。
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「市民医療センターの経営再建と機能向上は」
「議員からの提案の実施は困難」

議員:市民医療センターは、長年にわたり地域の医療供給を担う一方、財政負担が生じている。平成23年に「市民医療センター経営改革プラン」を作成したが、収支改善は進んでおらず、ここ数年は医師不足その他の原因による医療機能の低下も見られる。そこで、収支改善と質向上の両立を目指し、次の提案をさせていただく。
①病院経営人材の招聘
②専門職人材の持続的確保に向けた、人事制度の改正、あるいは弾力的運用(つまり、経営人材や現場の医師、看護師等について、給与額、兼業規定、勤務日数や時間、勉強支援等、雇用条件を再検討すること)
③病院プロパー職員の採用による、スキルの蓄積(現在は市役所本庁との間を2~3年で配置転換)
④周辺医療機関との間における、地域連携ネットワークの強化
⑤医療圏の調査と、それに基づく診療科目の随時見直し
⑥医療センターが果たすべき役割の再検討、それへ向けた議論の活性化
⑦経営目標について、指標となる数値や具体策(アクションプラン)への落とし込みと実績の検証。これらの1年ごとの公表など過程の「見える化」。
以上、検討してはどうか。

事務長:提案の実施は困難。④についてはすでに実施している。
市長:提案については検討しながら経営改善を進める。

一般質問(6月議会)

 

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6月議会が閉会しました。
今議会で私が行った一般質問は、下記3点。

1.補助金等の確保について
2.がん検診の検査内容について
3.自殺対策について

1「補助金等の確保」について。戸田市において、国県補助金等のもらい漏れが発生している。特に、1億円以上の財源逸失につながった福祉事業における事例(私の指摘で是正)を取り上げ、今後の補助金確保のための対策について質しました。

2「がん検診の検査内容」について。市が提供するがん検診の中には、効果の薄いものがある一方、効果の見込めるものが検査対象外となっている。検査内容の選定理由やその基準があいまいであるため、見直しを提案しました。

3.「自殺対策」について。市内の年間自殺者数は、平成21年の37人をピークに、平成25年は20人、平成26年は16人と、激減しているが、状況は決して楽観できないと考えられる。今後の対策について提案しました。

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【自殺者減は、リストラ、失業等、中高年の経済問題の改善が要因か…好景気の今こそ、自殺対策の強化を!】

議会だより原稿を下に掲載します。
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「国県からの補助金の逸失防止は」
「業務の内容を把握し、確保に努める」

議員:国県からの補助金の逸失、つまり得られたはずの補助金が得られない事態が発生している。地域包括支援センター運営に対する国県補助金等においては、過去6年間で約1億円に上る逸失があった。本件は、H23年に私が一般質問で取り上げ、総合的に検討する旨の答弁を受けている。その際に対応していれば、少なくともその次年度以降の3年間、約五千万円については確保できたはずである。また24時間介護定期巡回事業においては、当て込んでいた補助金の確保ができず、当初予定の平成27年当初からの事業開始が後ろにずれ込む状況となっている。これら事例において、実際に大きな金額の財源逸失や、市民サービスへの悪影響が出ているにも関わらず、原因究明や今後の再発防止についての検討が不十分だ。財源厳しい折、同じことが今後も起こるのは防がなくてはならない。また、職員に対する啓発だけではなく、研修やデータベース化等、事例の共有により組織として取り組むべきだ。

福祉部長:業務の内容を把握し、確保に努めたい。

議員:市内の自殺者数が半減している。しかし、減少の要因は景気回復に依る部分が大きく、気を抜けば次の不況時に元通りになりかねない。警察や病院と連携しての対策強化など今こそ取り組むべき。

福祉部長:総合的に事業を推進してまいる。

残念、落選。

4/26(日)投票日の統一地方選に友人が、ある自治体で新人として出馬。私も先週の平日、選挙を手伝いに行きました。これはという面白い経歴の人物でしたが、結果は100票差もないような僅差の落選。開票が最終的に確定するまで当落は全く読めず、最後まで気を揉みましたが、最後は大変残念な思いでした。

選挙に当選しさえすれば、議員として身分が保障される一方、落選してしまうと、向こう4年間はやりたい仕事が1つもできなくなります。私の友人も、長期にわたり勉強や選挙準備を行ってきましたが、今回の結果で今後4年間の人生は天と地ほどの開きができたことになります。私も僅差落選の経験がありますが、その無念さは、味わったことのある者にしか分からないでしょう。選挙というのは政治家にとって厳しい制度であると言えるのではないでしょうか。

反対に、有権者の視点から見れば、全く逆のことが言えます。一票一票を積み重ねることで、政治家の顔ぶれを一変させられる。政治をがらっと変える可能性がある。その意味で、選挙は非常に良い制度だと思います。

先週の一週間、晴れの日かと思えば急に雨が降ったり、暴風雨が吹いたりと、天候の安定しない日が続き、選挙運動をするにも苦労させられました。お日様の下に住んでいる私たちは、雨が降ったり風が吹いたりの悪天候から逃れることは出来ず、そのたび毎に右往左往させられるわけです。

明日の天気は晴れでしょうか?雨でしょうか?

たとえ明日の天気は選べないとしても、明日の政治は選べます。私たちの一票一票を積み重ねることで、明日の政治は選ぶことができるのです。
決して政治をあきらめることなく、一票を投じることで、少しづつでもこの町の、この国の政治を良くしていこうではありませんか。

「投票率向上キャンペーン」の今後について

15.4.14投票率グラフ

「酒井いくろうフェイスブックページ」の記事にも書きましたが、今回の県議選における投票率が記録的な低投票率となってしまったことに、強い危機意識と、地方議員としての力不足を感じています。

これまで力を入れてきた「投票率向上」活動ですが、練り直しが迫られていると感じます。私1人で始めた4年前の県議選における最初の活動で、日経誌が「投票率を最大10%以上アップ」と紹介するなど大きな成果が得られた。その成功に気を良くし、選挙直前のチラシのポスティングと駅頭活動に絞った活動を、今回に至るまで各選挙で実施してきました。その一方で、地に足のついた活動が足りなかったようにも思います。

投票率向上に向けて、活動を一歩前進させるには、次のようなポイントでしょうか。

●今回の投票率低下の一因が、投票日の天気(雨天が続いた後の晴天で、多くの方が外出)
→ 期日前投票をこれまで以上に猛烈にPR。利用者が増えれば投票日の天気は関係なくなる。
→ 天気に負けてしまうのは、一票を投じる意義が浸透していないということ。その点をPR(投票率が高く、政治家の行動をよく見ている人が多ければ、住民のための政治が行われやすくなる点など)。

●ポスターや候補者のパフォーマンスを根拠に投票する人が多い、あるいは地方政治に関心のない人が多い
→ わかり易くて面白い、タイムリーな情報を継続的に発信することで、有権者の知識と関心を積み上げていく。
→ チラシ、演説、立ち話、議会だより、ホームページ、SNSなど、情報の発信方法を多様化し、あらゆる方が情報に触れられる環境を作る。

投票率向上に向けて、ご意見やアイデアは無いでしょうか?ぜひメッセージを頂けましたらと。本テーマは下記フェイスブックページにも掲載していますので、簡単にご記入頂けます。

酒井いくろうフェイスブックページ
https://www.facebook.com/sakaiikuro

活動報告チラシ「おはよう戸田」【2015年第2号】~埼玉県議選ニュース速報

15.4県議選後チラシ

(クリックで拡大します。PDF:229KB)

昨日(2015年4月12日)投開票の埼玉県議選について、速報チラシを作成。本日より駅頭で配布しています。

今回の県議選、投票率は過去最低の35.6%でした。記録的な低投票率となってしまったことに、問題意識と責任を感じ、市民の皆様が知りたい情報をタイムリーに提供することで、少しでも地方政治に関心をお持ち頂けたらと思っています。

今朝は戸田公園駅で配布。見事、当選を果たした2名の候補も早速、駅頭活動を行っていました。激戦が明けての晴れやかな表情が印象的でした。

本日は雨もあり、早めに切り上げましたが、約1時間半で200枚を配布。お受け取り下さった皆様、ありがとうございました。

県議選について

埼玉県議会議員選挙は明日が投票日となりました。

今回の選挙、争点はズバリ「議会改革」でしょう。
埼玉県議会は議会改革が進んでおらず、業者との癒着や利益誘導など、不透明な慣行が今に至るまで続いていると聞いています。
業を煮やした上田清県知事が、「プロジェクトせんたく」というグループを立ち上げ、自民党との対決姿勢を打ち出しています。今回の選挙は、この「プロジェクトせんたく」を主力とする非自民勢力が、自民党会派を過半数割れに追い込むことができるかどうか。これが随一のポイントです。

自民党が過半数を確保すれば、従来通りの県議会運営が信認を得たことになります。
また、自民党が過半数割れとなるならば、議会改革の進展が期待されます。

個人的には、現在の安倍・自民政権は景気回復に実績を上げており、今後の行政改革や規制緩和など期待する部分は大です。
一方で、県議会における自民党については、改革の必要は誰もが認める所であり、非自民勢力の躍進に期待しています。

投票率アップ・キャンペーン実施中!

県議選は明日が投票日となりました。今回の選挙も、毎度恒例となった「投票率アップ・キャンペーン」を実施しています。

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今回は↑のチラシを戸田の会メンバー4人が手弁当で作成(クリックで拡大します。PDF:319KB)

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4/6(月)戸田駅。会派全員でパチリ。

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4/9(木)戸田公園駅。マイクアピールしながらチラシ配布中。

駅頭にてキャンペーン活動を行い、一票を投じる意義や期日前投票についてアピールしました。
特に、戸田公園駅のすぐとなりには期日前投票所(駅前行政センター)があり、投票券無しでも手ぶらで、驚くほど簡単に投票ができることなどもPR。それを聞いて投票に行ったという方も何人かおられました。

また、チラシのポスティングを実施。ボランティアの皆様、大変な作業を本当にありがとうございました!

さて、お叱りを覚悟でお訴えしたいことがあります。
それは、政治家を住民のために働かせるためには、住民一人一人が投票に行くことで、「多くの住民が政治家を監視している」ことを示す以外に有効な方法は無い、ということです。なぜなら、選挙は多くの政治家にとって最大の関心事だからです。

「だれが当選するか」も、もちろん大事なことですが、一人ひとりが棄権することなく一票を投じ、投票率を上げていくことも、非常に大事です。
だれに投票するか、決まっていない方も、ぜひ投票所へ足をお運びください。期日前投票は本日も実施してますので、ぜひ一度お試し頂ければと思います。

議員である私が、他人事のように言うのは気が引けるのですが、議員のことは議員が一番知っています。あえてお訴えしました。
ウェブページ読者の皆さん!棄権することなく必ず一票を投じ、少しずつでも、この町の、この国の政治を良くしていきましょう。

戸田第一小学校、戸田中学校卒業式・入学式

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今年も地域の戸田第一小学校、戸田中学校の卒業式・入学式にお招き頂きました。

毎年のことですが、新小学一年生のまぶしいくらいにきらきらと輝く目を見るたびに、ドキドキ。また、中学校卒業生が卒業式にふさわしい格式で一斉に例をするのを見るたびに、わくわくします。子どもたち、若者たちが、これからまさに弾けようとしている、可能性のエネルギーを無意識に感じるからでしょう。自身が子育てをするようになってからは感情移入が一層強くなったように思います。

そして、思い出すのが自分自身の卒業式や入学式。新しい場所へいく不安な気持ちが忘れられません。あれから20年以上たった今、目の前の卒業生や昔の自分に言ってあげたいと思うのが、「不安を感じる必要など無い」ということです。

不安を感じている子どもたち、若者たちにメッセージを送ります。皆さんは少しづつ社会に押し出され、やがて長い社会人生活に入ります。それはまるでグラウンド一杯の草むしりをするようなものです。
グラウンド全部をきれいにするのは、大変な仕事です。しかし、その過程は目の前の草を一本づつ抜いていくこと。その積み重ねです。
グラウンド全部を一人できれいにしようと思えば、だれでも気が滅入ります。しかし、目の前の草を一本抜くことに躊躇する人はいないでしょう。そして、目の前の一本に集中することこそ、グラウンド一杯の草むしりを成し遂げるのに一番大事なことなのです。

新入学生、卒業生がこれから思い切っていろんなことに取り組んでいかれることを願っています。

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