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総括質問(3月議会)

15.3討論

3月議会が閉会しました。今議会において私は、市議会会派「戸田の会」を代表し、総括質問を行いました。

議会だより原稿を下に掲載します。
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「協働のまちづくり」推進の加速を
「自治基本条例の理念で進めていく」

議員 引き続き「協働【※】のまちづくり」を掲げた施政方針を歓迎する。情報提供や協働の中身について更に提案していきたい。今後、協働が求められる場面として、事業の見直しにおける市民参加が挙げられる。先般の駅前駐輪場のサービス改訂や、敬老祝い金事業の縮小等では、利用者にとって望ましい改訂内容の検討や、十分な説明等に改善の余地があった。

市長 自治基本条例の理念に基づき、市民・議会・行政が連携して議論を深め、市民参加を進めてまいりたい。

議員 競艇の経営が悪化している。今後は。

市長 仮に競艇事業の赤字が恒常化した場合、継続は困難。まずは経営改善に取り組む。

議員 放課後子ども教室、青少年の居場所の充実に向けた対策は。

市長 スタッフの確保や実施時間等のニーズ把握など、充実を図る。

議員 特別支援教育の充実に向けた具体策は。

市長 本年度、次年度に通級教室【※】と特別学級【※】を増設。相談・支援においては児童・保護者の思いに応えるべく、ていねいに進める。

議員 野良猫対策は。

市長 不妊・去勢手術や里親探しなどで、「地域猫活動」を支援し、殺処分ゼロを目指す。地域の理解を得て猫の一生を全うさせ、人と猫との共存を図る。

【※】協働:市民や行政をはじめとするさまざまな主体が、同じ目的のために、対等の立場で協力して共に働くこと。

【※】通級教室:通常の学級に在籍する、比較的軽度の障害がある児童生徒に対して、障害の状態に応じて特別な指導を行うための教室。教科の学習は通常の学級で行う。

【※】特別学級:特別支援学級。小学校、中学校、高等学校および中等教育学校に、教育上特別な支援を必要とする児童および生徒のために置かれた学級。

埼玉県議選で駅頭活動

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戸田公園駅にて、戸田の会メンバーで菅原県議を応援。子育て支援策について、パネルの前で話し込む方が多くおられました。

3.6

2枚目の写真は、ついでに撮影して頂いた、駅周辺の案内ボード。大きな文字で「案内図」の表示が付いて、遠くからでも見つけやすくなりました。

駅の利用者が道に迷うことが多く、過去に議会質問で提案した事項です。

「駅の出口表示について」

活動報告チラシ「おはよう戸田」【2015年第1号】

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表面 (クリックで拡大します。PDF:186KB)

 

15.2レポート裏面 (333x236) (2)
裏面 (クリックで拡大します。PDF:163KB)

 

駅頭その他にて配布しました。

  • 保育園、学童保育における給食・おやつの食品添加物の問題が改善へ
  • 保育園の「使用済みおむつ持ち帰り制度」廃止へ
  • がん検診が改善へ
  • 自殺者が大幅に減少(平成26年)
  • 市事業への市民参加を推進します
  • 酒井いくろうウェブページがリニューアルしました

戸田市民の自殺者が2年連続で大幅に減少

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市民の自殺者が2年連続で大幅に減少しています。一昨年(平成24年)の31人から、昨年は20人、今年は14人と急激に減少しました。

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大学生(手前)と自殺予防週間キャンペーンを実施(23年9月)

戸田市民の自殺者数は、平成21年に急上昇後、4年連続で30人を突破(上写真のグラフ参照)。当時の戸田市は自殺対策を行っておらず、早期の実施を継続して訴えると共に、個人的に自殺対策予防週間に合わせたキャンペーンを行うなどで対応してきました。

 

思えば市全体の自殺者数がピーク(年間37人)となった平成21年当時、市の担当課に自殺は個人ではなく社会全体の問題であること、行政の対策により自殺者数を減らせることなどをいくら訴えても全くというほど取り合ってもらえませんでした。その数年後、国全体の機運が高まったころからようやく本格的に相談窓口の設置や啓発活動などが始まりました。

たらればを言っても仕方がありませんが、早期に基本的な対策だけでも実施していれば、事態は変わっていたのではないかと悔やまれます。行政の判断が多くの人の命を左右することもある、ということを議員も市職員も覚えておかなくてはなりません。

12月議会

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12月議会の一般質問は、1.保育園の質向上へ向けた取り組みについて、2.がん死亡率の抑制に向けた検診内容・方式等の再検討について、3.地域の活力アップに向けた新産業の誘致について、質問を行いました。 どれも今年一年、調査検討してきた大きなテーマです。

1点目の質問では、公立保育園における(排泄物のついた)使用済みおむつの処分方法を、従来の「保護者が持ち帰る」方式から、「各園が処分する」方式に切りかえるとの答弁がありました。また、1年前の一般質問にて要望した、保育園・学童保育の給食・おやつの添加物削減について、抜本的な改善が図られたことが示されました。

2点目の質問では、市の胃がん検診において、従来のバリウムを飲む「X線検査」に加えて、効果が高く体への負担も軽い「内視鏡検査」も選択できるようにするとの答弁がありました。これまで多くの専門医に指摘されてきた点について、ようやく改善が図られることになりました。

3点目のテーマである産業の活性化は、戸田市の税収確保、また地元雇用の確保やコミュニティ活性化の面でも大事なポイントです。答弁中、企業の誘致や支援について、今までにない積極的な見解が示されました。担当部局がこれまでの既存企業の流出防止を中心とした施策を脱し、1つ上を目指す姿勢を示したことは大変心強く、期待しています。

(質問の映像は下記リンク)

http://www002.city.toda.saitama.jp/gikai/g07_Video_View.asp?SrchID=2391

 

一般質問の議会だより原稿を掲載します。

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「公立保育園の使用済みおむつ処分は」

「保護者が持ち帰る方式は廃止へ」

(吹き出し)感染症対策の徹底を‼

 

酒井:①公立保育園では、排泄後の使用済み紙おむつを保護者が持ち帰る方式(私立園の大多数は園で処理)。不便である上、国の感染症予防ガイドラインに沿わない状態が、H24に指摘後も放置されており危険である。②過日要望した給食やおやつにおける添加物等の削減への取り組みは。

こども青少年部長:①28年度初頭をメドに、各園処分に切り替える。②従来より厳しく、学校給食法を基準に調理。食品添加物の少ない物を納入できる業者に変更。おやつは素材を生かして手作りし、極力調味料の使用を控えるようにした。

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【使用済みおむつ等、汚物処理の不徹底は嘔吐下痢症等の集団感染につながります】

 

「がん検診を受けやすく、効果のあるものに」

 

酒井:①胃がん検診における内視鏡検査、乳がん検診における超音波検査の導入および毎年実施や対象年齢の拡大検討を。②市外医療機関で受診できるように。

福祉部長:①内視鏡検査は導入の方向で検討。その他は当面そのまま。②市外医療機関でも受診できる形が市民にとっては望ましいが、蕨戸田医師会との関係等により実現は不可能。

 

その他の質問

酒井:新産業の誘致策として、誘致専用ホームページ新設、事業所物件の紹介、市内企業のホームページ掲載、補助金や提携先紹介などは。

環境経済部長:進めてまいりたい。

開封展~友好都市の中国・開封市の展覧会、今週末です~

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今週末の12/19(金)~21(日)、戸田市文化会館で、中国・開封市との友好都市締結30周年を記念し、展覧会が開かれます。

 

本展覧会の開催と、中国・開封市との交流のあり方については、10月の友好交流委(市議や市民代表を委員とする。酒井も委員の1人。)において緊迫した激論が交わされました。

 

まず、私が「日中関係が悪化した現状においても、両市の友情はこれまでどおりであることを確認しておくのが肝心。現状、代表団の相互派遣という形が無理であっても、何らかの交流事業(開封展)を行うことには大きな意義がある」と口火を切りました。

 

次に、委員2名から、「(開封展は)こちらからお願いして実施するような事業ではない」「友好関係の継続についても、再検討を視野に入れては」という趣旨の発言があいついでありました。

 

さらに、別の委員2名から、「(両市の立場はそれぞれだが、)歩み寄りも大事」「(対立を続けるのは)売り言葉に買い言葉となってしまう」旨の発言がありました。

 

これらの発言を受け、市長が開封展の開催「実施」を裁定し、全委員が同意。開催が決定しました。

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草の根交流の一番の意義は、隣国への理解や結びつきを作っていくこと、それにより国どうしの関係が悪化した際も決定的な衝突を避けるためのものだと考えます。

日中関係が悪化している今こそ、これまでの交流事業の真価が問われていると言えるでしょう。逆に、いま交流をやめてしまうならば、30年間の交流は全て税金のムダだったということです。

 

友好都市との交流は必ずしも実のあるものとは言えない部分もあります。見直しも必要でしょう。しかし今は、あえてこれまで通りの交流を淡々と続けるべき時期です。

 

その意味では、両市において、交流30周年の記念式典を行えれば一番でしたが、せめて今回の開封展が開催できることを喜びたい。

そしてまた、これをきっかけに交流事業の再検証を行い、長期的な視点でお互いにとって価値のある関係を目指していきたいと思います。

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この写真は11/1放送のJCN埼玉「健康教育を通じ、日本と中国が交流」と題した、川口市における交流事業のニュース。このご時世でも、親しく交流を行う自治体もあるのです。

戸田市の乳がん啓発

戸田市は乳がん啓発運動(ピンクリボン運動)が盛んです。

イベント「ピンクリボンウォーク」開催や、後谷公園にピンクリボンイルミネーションを設置。今年は戸田市福祉保健センターをピンク色でライトアップし、ピンクリボンツリーを飾ったりもしています。

写真は先日、福祉保健センター内「CAFÉこるぽ」子どもコーナーを見学した際に撮影したものです。

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↑入口には、乳がん検診ののぼりと、今週末の「健康福祉まつり」のポスターも貼られています。

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↑これが「ピンクリボンツリー」のようです。12月に入ったらそのままクリスマスツリーとして使えそうですね。

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↑ライトアップ用の照明に、赤いフィルムが張られています。夜に再度訪問してみると。。

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↑見事、ピンク色のライトアップになりました。このあたりは夜間、人通りが少ないのが惜しい。

がんばってアピールしてますね。その成果は↓↓↓(県内・乳がん検診の受診率%ランキング)無題

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子どもコーナーがオープン!

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福祉保健センター内「CAFÉこるぽ」に子どもコーナーがオープン!

見学したときには利用者はいませんでしたが、早くも混み合っていることが多いとか。ママ友会の利用もあり、お店の売り上げも増えたそうで、狙い通りです。

酒井は「CAFÉこるぽ」オープン当時から、このスペースに子どもコーナーを!と要望してきましたが、新任の課長さんが予算を取って下さったとのこと。感謝!