10:00- 議会だより編集委員会
14:00- ヒアリング(戸田ヶ原自然再生事業について;@埼玉県生態系保護協会)
16:30- うち合わせ
今日のメインイベントは、戸田ヶ原再生事業についてのヒアリング。
これまで何度かウェブページでも扱ってきたとおり、酒井はこの事業に並々ならぬ関心を持っています。
ご参考:
予定地・見学レポート
https://sakai-ikuro.com/archives/2009/11/post_335.html
「田島ヶ原」見学レポート
https://sakai-ikuro.com/archives/2009/10/post_334.html
文教建設委員会での説明
https://sakai-ikuro.com/archives/2009/09/post_333.html
果たして、戸田市のコミュニティ再生の切り札となるのか?
あるいは、税金のムダ遣いに終わるのか?
現在まで市執行部から提出された資料が少ないこともあり、現時点では判断がつけづらい状態です。
そこで今日は、事業の立案を委託している埼玉県生態系保護協会に個人的に申し込み、ヒアリングをさせて頂きました。
戸田ヶ原の自然は、本当に再生する価値があるのか?
人工的に作った湿地は「自然」なのか?
成功する見込みは?
コストは?
他の目的での土地利用の可能性は?
・・・聞きたいことはたくさんあります。
さて、協会本部のある大宮駅近辺のビルへ。
ヒアリングの中で、次のような説明を受けました。
・戸田ヶ原の再生は、利用価値の面からも、自然保護の面からも、価値の高いものであること。
・再生された自然は当然、人工的なものだが、再生した後はなるべく人の手を入れずに維持できるものにすること。
・コスト面は、自治体でムリなく負担できるレベルの計画とすべきこと。
特に印象的だったのは、市民にとっての利用価値について。
ボランティアを地元で気持ちよくやれる場所として、またシニアの方や子どもの散歩や自然学習の場としての価値。
しかも、現在は有効活用できていない、今後も活用しづらいエリアを利用するため、資産の有効活用にもなる。
ジョギングやサイクリングの利用者との住み分けをうまく行えば、共存もできそう。豊かな自然の中を走るのは、気持ちよさそうです。
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今日のヒアリング全体として、非常に良い印象を持ちました。戸田ヶ原の自然には価値があり、将来にわたって楽しめる夢のある事業になりそうです。
上記「ご参考」の記事をお読みいただけば分かる通り、私は計画に対して「慎重」「懐疑的」でしたが、今日のヒアリングでやや「賛成」に傾いた感があります。
あとはコストですね。今後の計画を厳しくチェックし、最終的に賛否を判断したいと思います。