午前- 雑作業(自宅事務所)
13:30- 会派勉強会(市庁舎の整備について)
15:00- 会派会議
18:30- 授業(某大学院、地方政策について)
午後より市庁舎の耐震化について、会派メンバー全員が集まっての勉強会。
私の所属する平成会では、頻繁にこのような会を行っています。
政策についても、会派内で議論を行うことは多いです。
――― * ――― * ――― * ―――
勉強会の内容:
6月議会で、既に市庁舎の耐震化の方針が示されていた。
その詳細について、討論。
阪神淡路大震災後、学校をはじめとする公共施設の耐震化が図られてきた。
戸田市庁舎も、震度6強の地震でペシャンコになるとのこと。
これは恐ろしい(-_-|||)
まず、市職員の命にかかわる問題である。
また、震災時、復旧のための拠点すら確保できない、ということでもある。
早急な対策が必要であることは、間違いない。
先の6月議会で、「不況下であっても、遅らせるわけにはいかない」旨の答弁が山田副市長からあったが、その意見に全面的に賛成である。
問題はその内容である。
現在、市が予定している工事は「免震化」。
今の建物を残したまま、免震化工事を行い補強するというもの。
建築工事22億円。
対案として検討されたのが、新築建て替え。
建築工事38億円。
(どちらの金額も、電気・機械設備などの工事費は除く)
費用だけ考えれば、免震化のほうが安い。
しかし、現在の市庁舎は築38年。
耐用年数を、長めに見積もって70年と考えても、免震化を行った後、30年しか使えない。
それを考えれば、建て替えてしまったほうが安上がりになる、とも言える。
この問題については、9月議会で予算を請求予定とのこと。
早急な判断が求められる。
ご参考:「戸田市庁舎整備等方針検討委員会答申書」
http://www.city.toda.saitama.jp/DAT/LIB/WEB/1/tyousyaseibitouhousinnsyo.pdf
――― * ――― * ――― * ―――
一時的に巨額の出費があるだけではなく、今後何十年にもわたる大きな問題です。
酒井個人としても、市民のみなさんの考えを広くお聞きすべく、緊急アンケートを実施したいと思います。
夕方から、某大学院で地方政策の講義を聴講。
前年度から聴講させて頂いてますが、今年度も毎週1回出席。
知識不足を集中的に補うと共に、外部の実務家のみなさんと触れ合う場にもなっています。