表題は、本日のウォールストリート・ジャーナル紙1面トップの見出し。
「日本の新しい時代の幕開け」の意味です。
こちらはウォールストリート・ジャーナル・ウェブ版の記事。
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大方の予想通り、民主大勝。自民は壊滅的大敗。バブル崩壊後20年も先送りしてきた「チェンジ」はついに起こりました。
今回の選挙結果を、「機能不全に陥った古い体制を脱却するために、避けて通れない痛み」の始まりと、とらえます。
今後、変化に伴う混乱が予想されます。
目先では、国政の空転、地方も国家予算の見直しなどで混乱。
既決している政府予算が留保されたり付け替えになれば、戸田市でも今さら止められない事業が出て混乱するかもしれません。
その後は、大混乱の中、いよいよ政界再編が起こる展開もあるのではないでしょうか?
いえ、わが国のためには起こってもらわなくては困ります。
有権者にとっては、政党・政治家を、政策と能力によって選ばなくてはいけない時代に入ったと見ます。
今までは、保守政党に政権を任せておけば、何となくうまくいっていた。
しかし、2大政党制が実現したこれからは、有権者は、高い政治意識を持たなくてはいけなくなりました。
選挙の前には、マニフェストを見比べ、政治家の話を聞いて、より良い国家運営ができる政党・政治家を選ばなくてはなりません。
普段は、お笑い番組を見るかわりに、政治討論番組を見なくてはなりません。
私も今回は、各候補者のミニ集会に行こうと思っていました。
ところが、調べてもどこでやっているか分からず、仕方なく駅前でチラシをもらって、演説を聞いたりしました。しかし、演説だけでは政治家の能力は判断しづらい。
だれが有能な政治家なのかを見極めるのは、大変な手間がかかります。
変化することは当初、辛いものだと思います。
小泉首相の時代に、「痛みを伴う改革」という言葉がでましたが、まさにそれ。
改革(変化)は痛みを伴うものでしょう。
それでも、変われることこそ、心の若い者の特権。
そして心の若い者は、「自分が良い方向に変われた」時、大きな喜びを感じます。
我々は今、新しい時代へと踏み出しました。
道は険しいが、その先で得られる果実は大きい。
その果実とは、「真に愛することができる国」。多くの日本国民が、生まれてから1度も経験したことのない幸福感です。
どんなに大変であっても、それを追いかける価値は、確かにあると思っています。