きょうの一言③「温室効果ガス25%減」のまやかし

すっかり政権批判のコーナーになりつつある「きょうの一言」。
戸田市長選にからんでの民主党批判と受け取られては困ると思い、掲載を控えてきましたが・・・今回も極めて深刻。
華々しく「25%減」をぶち上げておきながら、「どんなに頑張っても、削減できるのはいいとこ15%でした」と自ら認めちゃいました、という話。
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(記事抜粋)
国内のみで15%以上=温暖化ガス削減目標-政府が行程表素案(2月2日11時34分配信 時事通信)
政府が検討している「温室効果ガス25%減」目標達成に向けた行程表(中長期ロードマップ)の素案が2日、明らかになった。工場などのものづくりや家庭・オフィスといった日々の暮らしでの地球温暖化対策を強化し、国内だけで15%以上削減することを検討。残りは海外からの排出枠購入などで埋め合わせる。(抜粋終わり)
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なぜ足りない分を外国から買うのが、最初から目標に入ってるのか?
排出権を購入するということは、日本人が払った血税を、何の対価もなしに海外に支払うということ。
なんの環境対策にもなりません。
そして、排出権購入の原資は、増税と国債発行でしょう。
世界最悪の財政赤字を抱えるわが国が、これまで以上の赤字国債を発行すれば、どんなことになるか。
国防や福祉や教育など、わが国の将来を抵当に入れてまで、無価値なものを買うというのか。
好意的に見れば、目標を立てる際の見積もりが甘かったということ。
最初から分かっていてムリな目標を立てたのであれば、確信犯的に売国行為を行ったということになります。
「きょうの一言②」で記事にした「外国人参政権」の問題といい、現政権は一体だれのために政治を行っているのか。
日本人にとっての利益がまったくわかりません。