新設された戸田市福祉保健センターで開催の「第2回戸田市健康福祉まつり」に出席。
楽しくてためになる有意義なイベントだと思いましたので、ご紹介します。
本イベントについての予備知識はこのチラシ一枚だけ。
副題は「ここから発信!心と体の健康づくり」となっています。
朝10時のイベント開始と同時に入場。
一通り見て回りましたが、実際に体験した順にご紹介します。
①タオルわんこ作り体験
タオルを巻いたり曲げたりすることで、カワイい犬の人形ができます。
本コーナーは「戸田市精神保健福祉家族会」という、患者さんご家族の自主的な家族会が主催しておられ、活動内容などについてもお聞きすることができました。
②ストレス測定コーナー
神経のバランスを測定したり、唾液の成分を見たりすることで、ストレス度がチェックできるとのこと。
私も実際に測って頂いたところ、ストレスほとんどゼロのようで驚きました。脳天気な性格なのでありましょうか?
後から本コーナーをのぞいたところ、視察に来ておられた神保市長が測定をなさっていました。
市長職の激務によるストレスは、いかほどのものなのでありましょうか?知ってみたくもあります。
③赤ちゃん人形、あそび場人気投票
実物大の新生児人形による体験ができます。今日は1才の娘も参加したので、「1年前はこんなに小さかったのか」という感慨がありました。
あそび場は、近所の公園に1票入れてきました。
④予防接種クイズ
予防接種についてのクイズを解くと、商品がもらえるコーナーです。
予防接種を行うべき年齢や回数など、難解なクイズなのですが、ちゃんとカンペの掲示がしてあり(笑)、それを見ながらクイズに回答していくと自然と予防接種の知識が身につくというためになるコーナー。
市民の皆さんにぜひ知って頂きたいことが宣伝できる好企画だと思いました。
⑤「食を見直そう」ポン菓子の実演、野菜手ばかり体験
健康増進の上で欠かせないのが「食育」。特に大きなテーマである、食糧の地産地消(お米の消費)と野菜の十分な摂取について、実際の体験を通して身につき、最後にはお米で作ったポン菓子までもらえるお得な企画でした。
――― * ――― * ――― * ―――
ほとんど予備知識なしでの参加でしたが、予想以上に楽しいイベントでした。
全体を通して感じたのは、市当局の健康増進事業に対する意欲です。
ちょっとうれしい賞品がもらえる、楽しい体験企画を通して、自然と健康に対する知識や動機付けが得られ、得した気分になって帰って頂く。
そして、このイベントをきっかけに市民の皆さんが健康的な生活を送って下さるようになれば、市民の利益になるだけではなく、戸田市としても医療福祉予算の抑制が図れます。
また、本イベントには市職員だけではなく、市内医療福祉機関、NPO関係者の多くの方々がご参加下さっておられ、大変ありがたいことだと思いました。
さて、最後に本イベントに対する市当局の並々ならぬ意欲を象徴する(?)ものをご紹介。
なんと!イベント開催記念のタオルまで製作していたとは…
以前に相談窓口のマスコット「ミミィ」をご紹介したことがありますが、相談支援にとどまらず、健康増進の事業全体に対して本腰を入れてやっていく姿勢の表れなのかもしれません。
今後の福祉保健センターを中心とした市当局の、健康増進や介護予防への取り組みに期待しつつ注視していきたいと思います。