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待望のカフェ、開店。

今年完成した戸田市医療保健センター内に、待望のカフェがオープンしました。
それは、、、
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「CAFÉこるぽ」。
障害者の方が、就労訓練の一環として交代で働いています。
看板がカッコイイ!
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このカフェの良いところは、ロケーションの良さ!
2階ぶち抜きの開放感ある店内!広いデッキと庭が見渡せる広々とした窓外!
戸田市内のカフェの中では有数の居心地の良さです。
ケーキセットなら300円!!
市内のどのカフェよりも安い!そして美味しい♪
今なら開店して間もないため空いてます!
土曜朝などマック(激コミ)よりも、こちらに行くのがマル!
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私は障害者の就労先拡大や施設への業務委託拡大を訴え、議会においてもテーマとして扱ってきました。
2009年9/10(木)の記事でとりあげたとおり、
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①キャンペーン活動(例:駅前での啓発物配布)の委託拡大
②公園清掃(上記の議会だより原稿を参照)
③喫茶、販売(運営のアドバイジングや場所の提供)
④広報戸田市への広告掲載
⑤市職員としてのいろいろな職種での採用の拡大
⑥市役所内の業務を障がい者施設へ委託を行うための「取りまとめ機能」の設置
⑦障がい者施設への委託金額の数値目標の設定
⑧障がい者施設の製品の買い取り枠の設定
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…などを課題として取り上げましたが、その中でも特に「障害者が働く店舗を、市の中心部に作る」という事項を重視してきました。
だれもが目にするような場所で、障害のある方が元気に、一生懸命に働いている、ということが大事なのだと思っています。
これは決して、「障害のある方やそのご家族のため」だけの政策ではありません。
私が考える、戸田市の理想像の1つに「年をとっても、障害があっても、普通にくらせる町」というものがあります。
「わが市は、ご老人や障害者を決して見捨てない」。
この約束を、私たち市民がわかりやすい形で目にすることができれば、だれもが自分の将来に対して不安を持たなくても済むようになります。
不安がなくなれば、将来に対して過度の備えをしなくて済む。
そうなれば、生活や趣味、勉強に使えるお金が増え、経済が拡大する。
更には、こうした方針をはっきり打ち出すことができる「わが町」に対して誇りを感じることができる。
不安がなくなり、
有意義なことに使えるお金が増え、
わが町が好きになれば、
生活する上での満足度、幸福感が大きくアップするでしょう。
今回、私が希望してきたことの中の1つが実現したわけですが、他にも実現したい政策、ぜひ誘致したい施設がいくつかあります。
「年をとっても、障害があっても、普通にくらせる町」の理想はまだまだ遠い。今後も気長に頑張ります。

7月16日(土)ウルトラクールビズ!?(暑さひとしお)

10:00- チラシの原稿書きなど(CAFEコルポ)
12:00- 場所を変えて作業
16:00- 図書館で調べ物
19:00- いとこ方と食事会
今日の最高気温は34度!車でクーラーを効かせて出かけたかったのですが、いつも通り自転車にしました。
真夏に炎天下の道を歩いたり、自転車で移動しているのは、ご老人や子どもさん連れのお母さんが多いように見えます。
あえて自転車で出かけることにしたのは、そうした「交通弱者」の方たちが直射日光を浴びながら出かけているのに、体力のある私が車に乗るのが申し訳ない気がしたのと、「交通弱者」がいかに不便か忘れないためです。
暑い昼間に、重いパソコンを持って移動するのはツラかった…
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車の運転ができるのは、20から70才前後の50年間だけ。
しかも、車に乗るには①免許を持っている、②車を持っている、③運転に支障のあるような病気やけがをしていない、④ガソリンを買うお金がある…などの高いハードルがあります。
実際、私と同年輩の友人でも車に乗れない人は多数います。しかし一番の問題は、体力のない子どもと高齢者が利用できない点です。
子どもやご老人が自転車で移動するには、今の道路では危険だし、体力のない方は外出自体をあきらめてしまうでしょう。
外出しなくなれば、ますます体力や生活能力が低下し、早い段階で介護が必要になってしまうということも多々あります。
それを防ぐためには、ある程度の出費を覚悟し、安全に歩ける道路と、楽に移動できる公共交通(電車、バスなど)を政策的に用意する必要があります。
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さて、炎天下に出かけるには、暑さ対策が大事です。
今日の私の出で立ちは、こんな感じ。
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帽子に紫外線除けの度なしメガネ、半そで半ズボンにスポーツサンダル。武雄市役所で導入の「ウルトラクールビズ」ですね。
半ズボンOKの「ウルトラクールビズ」は、武雄市民の間でも賛否両論あるそうですが、時節を考えれば、私は大賛成です。
今後、半そで半ズボンでもくだけすぎた格好にならないよう、きちんとしたデザインの服を発売していくとか、男もスネ毛の手入れをするとか(笑)、見苦しくないような工夫をしていけば、柔軟な日本人には抵抗なく受け入れられていくでしょう。

知事選はじまる

昨日7/14から埼玉県知事選が始まりました。
前回、知事選の投票率は27.7%と過去最低を更新。
今回も有権者の関心は高いとは言えず、震災後の政治不信と相まって、前回の投票率を下回ることが懸念されます。
これに関連し、4月の県議選で行った投票率向上キャンペーンのチラシに掲載した文章を再掲します。
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「自分が払った税金を 1 円でも無駄に使ってほしくない」。これが私たち市民の願いではないでしょうか。
しかし、これまで税金の多くの部分が、あまりに一部の人たちの勝手に使われてきました。
やる気のない公務員。利権配分により私腹を肥やす政治家。
そうした人たちによって税金は無駄に使われ、私たち市民は失望してきました。
前回の埼玉県議選において、戸田市の投票率は39.9%でした。
このレベルの投票率で、政治家は市民第一の政治を行うでしょうか?せめて過半数の50%以上の方が投票しなくては、市民や国民のための政治は行われません。
特に、埼玉県議選は今後の被災地支援や災害対策を左右する大事な選挙です。
こんな時期だからこそ、私たち市民のために働く政治家を自らの目で見極め、絶対に棄権することなく、一票を投じることによって政治家を監視し、少しづつでも、この町の、この国の政治を良くしていきましょう。
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前回の知事選において、戸田市の投票率は25.3%でした。
当選者が確実視される選挙であることを割り引いても、あまりに低い投票率です。
われわれ有権者が政治家の仕事を評価し、その意思表示を投票によって行っているのだ、ということを見せつけなくてはなりません。
一人一人が一票を投じることで、政治家が市民第一の政治をするよう仕向けていきましょう。

6月議会報告(速報版)

6月20日に議会の全日程が終了。
今回も一般質問を行いました。
① 地域包括支援センターの運営について
② 無料低額宿泊所(いわゆる貧困ビジネス)について
③ 9月の自殺予防週間について
④ 震災対応、特に小中学校等における対応について
どの件も、市当局の今後の対応を確認していきます。
速報として、議会だより用に書いた原稿を掲載します。
(なお、④については、議会だより原稿には掲載していませんが、震災直後の登下校や引き渡しにおけるトラブルを指摘し、改善を確約頂きました)
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在宅介護の支援体制――早期に再検討を
酒井:地域包括支援センター(※①)を中心とした在宅介護支援体制につき、早期に再検討願いたい。特に、直営のセンターを委託方式に切り替えることで数千万円の市支出削減と機能向上の両立が期待できる。
【↓議場で配布した資料】
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(PDF:39KB)
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(PDF:47KB)
福祉部長:次期の介護保険事業計画(※②)の策定に合わせて検討したい。
無料低額宿泊所(※③)について
酒井:市内に無料低額宿泊所等が点在し、問題が指摘されてきた。先月告発された虚偽の求人により勧誘を行い生活保護費をだまし取る詐欺行為の他、運営者の脱税や不明朗な会計処理による利益処分、生活保護費の強制徴収やそれを実行するための施設利用者の軟禁、預金通帳の管理などといった問題が発生している。
原因は、制度の不備や国・県・市による責任の押し付け合いであり、入所者のほか近隣住民、納税者が不利益を受けている。基本情報の集計を行い、それを元に国・県に対し強く要望すると共に、市でもある程度の負担増を覚悟し、実効性ある自立支援を模索すべきではないか。
【↓議場で配布した資料】
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(PDF:152KB)
福祉部長:施設入所者の状況把握に努め、自立を支援してまいりたい。
自殺対策について
酒井:震災の影響による自殺者増が懸念される。9月の自殺予防週間に合わせたキャンペーンを計画願いたい。
福祉部長:自殺予防に関する講演会や市広報での特集を行う。
教育部長:図書館に特設コーナーを設ける。
※①「地域包括支援センター」:主に在宅介護や介護予防を担う機関。戸田市内には3ヶ所ある。
※②「介護保険事業計画」:3年ごとに定められる計画。次回は24年4月に策定予定。
※③「無料低額宿泊所」:民間事業者によるホームレスの宿泊施設。

選挙に行こう会⑩【今後の活動】

前の記事(選挙に行こう会⑨【雑感】)の中で、市選管に対して「まずは啓発活動の効果測定から実施してみてはどうか」という提案をしたところ、反応は鈍かった、と書きました。
非常に大切な活動であり、効果も大きいので、このままいけば今後も選挙のたびに活動することになりそうです。
とはいえ、私個人の力ではマンパワー、金銭面ともに限界がありますので、協力者を募って大きな流れにしていきたいと考えています。
また、市内だけではなく全国的な活動にしていくことも考えています。
先日の活動中には、数名の若手代議士が視察に来られ、同様の活動を政治活動と関係なく実践したい旨、言っておられました。
私からは協力を惜しまない旨申し上げ、資料の提供などを行いました。
更に、他市町村の政治家が集まる場では積極的に今回のキャンペーンの内容や効果を紹介し、他市町村での実施についても極力協力する旨、宣伝して回っています。既に何人かの議員さんから、「自分の町でも実施したい」、「もし他の自治体で実施する際は参加したい」などの申し出を受けています。
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今後の日本再生のためには、政治家の資質向上が不可欠。そのためには有権者の意識向上が欠かせません。
まずは有権者に投票の習慣を付けて頂く。何度となく投票を行ううちに、政治家を選ぶ目が肥えてくるというものです(政治家を選ぶのもトレーニングが必要ということです)。
もちろん、「キャンペーンを見て、なんとなく投票に行く人が増えたところで、政治家の質が上がるのか」という疑問を持たれる方も多いと思いますが(私も以前は、そう思っていました)、いやいやでも投票に足を運んだ人の大部分は、真面目に政治家選びをするという調査結果があります。
投票率向上キャンペーンでの活動を通して、私の大きな目標の1つ、「依頼ベースの選挙から、説得ベースの選挙へ」という変革を実現できたらと考えています。
※「依頼ベースの選挙から、説得ベースの選挙へ」:以前に元三重県知事・北川正恭氏の講演で聞いた言葉です。
依頼ベースの選挙:一票下さい、という「お願い」や、選挙カーで名前の連呼をするなどの選挙活動。こうした活動のみで議員の質を見るのは困難と思われます。
説得ベースの選挙:政策やその実現手段を広報する選挙活動。

選挙に行こう会⑨【雑感】

①キャンペーンへの反応について
駅頭、スーパー前での活動中、最も多かった反応は「もう行ってきました~♪」。
次に多かったのは「どこに行ったら良いんですか?」「手ぶらで投票できるって本当ですか?」のような質問でした。投票のやり方が意外に知られていないと感じました。
(投票ハガキを持っていかなくても、身分証明書なしで投票ができます。意外ですね)
投票のやり方は、選管に周知を徹底して下さるよう、求めたいと思います。
本キャンペーンに対しては、多くの方から激励やお褒めを頂くと共に、苦情も1件だけですが頂きました。
チラシの表現やスピーカーを使っての活動に不快感をお持ちになられた方もいらっしゃったかもしれません。お詫びいたします。
②市選管による選挙啓発について
選挙啓発予算は、1回の選挙あたり50万円程度。配布するグッズや横断幕、庁用車に貼りつけるマグネットなどに使われます。これだけのお金を費やしながら、投票率向上に大きく役立った、という話はあまり聞きません。
効果がでているのかどうか分からない。効果を測定することもしない。毎回毎回、選挙があるたびに、何となくいつもと同じ啓発活動をしているように思われます。
市選管に対しては、まずは効果測定から実施してみてはどうか、という提案をしてみましたが、反応は鈍いようでした。

ちょっとブレイク3【秘密兵器と自粛の件】

埼玉県議選は、まさに花粉のシーズン。
今年の花粉はいつもの10倍とかで、花粉症の私には苦しい時期でしたが、まさか「花粉がひどいからお休み」というわけにもいかず、お聞き苦しい鼻声での街頭活動となりました。
そんな私に心強い味方が♪
それは…
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鼻栓!
メーカーによれば「フィルターが不織布でできており、細い糸状のパーツは鼻毛の役割を果たす」だそうです…
よもやこんなグッズのお世話になろうとは!(泣)
もう1点、以前の記事の中で、
今度の県議選は震災の影響で、「県選管(選挙管理委員会=選挙を行う部局)が選挙啓発を“自粛”している」という、真偽不明の話がありました。
(なかしま議員によれば「真」、市選管によれば「偽」とのことでした)
(ご参考:選挙に行こう会②【キャンペーン実施のいきさつ】
それについて、後日裏付けの記事を発見。2011年4月17日の東京新聞(朝刊)です。
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県議選投票率は全国最低 「汚名返上」なるか
統一地方選後半戦の行田、北本市長選と十九の市議選は十七日、告示される。東日本大震災と福島第一原発事故を受け選挙運動の自粛ムードが広がった前半戦は、県議選の投票率が過去最低の39・54%で、四十一道府県議選の中で唯一30%台というワースト。県選管は「都内に通勤する“埼玉都民”は地元選挙に関心が薄い」と言うが、啓発事業の一部を自粛していたことが判明。上田清司知事は会見で「啓発が選管の仕事なのに、存在意義が問われる」と苦言を呈した。
(以下略)
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選挙啓発活動、つまり選挙の実施を宣伝し、投票率アップを図る活動を「自粛する」という、意味不明なことが行われていたことが判明しました。
県選管が機能不全に陥っている中で、それに代わって選挙啓発の役割を果たすことができたことを誇らしく思います。
国や県をあてにせず、自分たちの地域で本当に必要なことを自分たちの力でやる。
これができれば地方分権が進み、わが国の再生も促されるでしょう。

選挙に行こう会⑧【メディアからの取材】

本キャンペーンが、早速記事になりました。
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掲載されたのは、日本経済新聞社の雑誌「日経グローカル」2011年5月2日号。
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目立つ場所(巻末コラム)に、大きく取り上げて頂きました。
「現場から」というコーナーに「国民運動で投票率アップ・それが議会改革の第一歩」という見出しで記事になっています。記事の内容は、投票率向上キャンペーンの方法や効果、今後の活動などです。
「日経グローカル」は、一般にはあまり知られていませんが、地方議員を始めとする自治体関係者の間では非常に有名な雑誌です。
自分がいつも読んでる雑誌に取り上げられ感激!励みになりました。
その他にも新聞、雑誌の取材がありましたので、そのうち記事になるかもしれません。