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活動レポート「こんにちは!戸田の会です」第2号を発行

(クリックで拡大します)

6月議会の内容をおしらせする会派レポートを発行しました。

今号の見出し

ご挨拶

質疑

「コミュニティスクール推進事業」

「戸田市個人情報保護条例等の改正条例」

「未来へはばたく人材育成資金条例」

「保育士の専門的助言支援実施事業」

一般質問

「区画整理で7億円超の補償が発生!」

「高次脳機能障害の実態把握と支援を!」

「さくら川、歩道の安全確保と桜の管理を!」

「新生児聴覚検査時の保護者支援を!」

「交通の利用促進・安全適正管理を!」

会派活動他、ご意見募集中

一般質問(6月議会)

6月議会が閉会しました。

今議会において、私の質問は下記の2つ。

1.保育施設、幼稚園等の安全対策について

市内の保育・幼稚園において、重大事故が発生しています。その原因として、日常的な安全管理の問題が指摘されており、市として一定水準を確保する必要があると考えます。また、不審者の侵入対策としても、門の鍵がかからない園があるなど、施設面での課題もご意見として頂いており、また通園・通学路の安全確保と併せ、総合的に論じました。

 

2.土地区画整理事業について

市が実施する土地区画整理事業において、全国にも例のない法令違反が判明。莫大な補償金の支払いが見込まれています。それへの対処と今後の再発防止について論じました。

 

会派の活動報告レポート原稿から、下に掲載します。

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【区画整理】 7億円超の補償が発生、費用抑制と再発防止を!

 

【背景】 新曽の土地区画整理事業区域において、建築基準法の日影規制違反が判明。全国にも例がない事案であるとの説明が担当課からあった。違法状態の是正が求められるが、予算の段階で7億1千万円という莫大な補償金の全額が戸田市の税金から支払われる。関係する地権者の皆様にご納得いただける対応が必要ではあるが、同時に、できる限り費用を抑えねばならない。

この事案のいきさつは、まず計画当初の段階で、法規違反の計画を立て、図面を引いてしまった。その後、チェックもかけず、工事の段階でも気がつかず、最終的に土地所有者に指摘されて気がついた、とのことである。担当課が今後もチェックを怠れば、同様の事案が再発しかねず、市民はまたもや莫大な補償金を負担することになる。

 

酒井 ①図面は誤って作成されたのか②他にも同様の事案はあるか③今後もチェックを行わないのか。

 

都市整備部長 ①設計方針通りの計画。誤りではない。②可能性はある。③研究してまいる。

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【保育園、幼稚園の安全管理を!】

 

酒井 市内施設で重大事故が発生。①預かり時間中の安全管理②不審者の侵入対策③交通安全。また今後は特に幼稚園の監督強化を。

 

子ども青少年部長 私立幼稚園は県の管轄だが、戸田市の子どもが通う施設。国の保育事故ガイドラインを幼稚園にも求めていく。門の施錠状況の確認等、対策を強化する。

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【ポイント】 区画整理の事案について、答弁によれば、執行部は法令違反の区画整理をしながら「誤りではない」と強弁し、またその原因となった事前のチェック不足についても「研究」という消極的な姿勢をにじませています。責任逃れに終始し、反省を次に生かさないのであれば、行政のミスや、それに伴うコストの発生は続くと思います。

一方、幼稚園の安全管理については、県の管轄であることから明確な答弁が無くてもおかしくないところですが、担当課は「放っておくわけにはいかない」との見解を示し、戸田市の子どもたちの安全を積極的に確保していこうという姿勢を見せたのは好対照でした。

交差点の安全(新曽)毎年10件の事故が発生

改選前の昨年12月議会で質問した交差点の安全について(下記リンク参照)。

議会質問

菅原文仁県議を経由し県警に問い合わせて頂いたところ、予想以上に事故が多発している交差点であることが判明。

毎年10件程度の事故が発生。しかも車どうしの事故だけではなく人身事故も毎年起こっている。事故防止の「ハインリッヒの法則」によれば、3年に1度程度の死亡事故が起こっても不思議ではない件数です。

これだけ危険な交差点でありながら、市交通当局にはこれまで危険箇所としての認識は無く、また学校安全点検(通学路の安全を毎年検証する事業)においても指摘箇所とはなっていませんでした。やはりデータで見ていく(危険個所をチェックする)ことが大事であると思います。

本交差点については、通常の対策では効果は薄いと考えます。隅切りの拡大や一方通行化、路線の一部廃止(T字路化)といった抜本対策の検討を求めていきたいと思います。既にすがわら県議が動いて下さっています。

また、こうした事故情報が県警内部に大量に存在していながら、それを有機的に生かしていく仕組みは構築されていないとのことで、意外でした。AIとビッグデータという今話題の技術を活用すれば、危険個所の洗い出しだけではなく、対策の優先順位や対策内容など、従来人手のかかる作業を自動化することで、コスト削減とスピードアップにつなげられると思います。専門家にヒアリングを行い提案していきたいと思います。

3月定例会

3月定例会が閉会しました。今議会においては、市長の施政方針に対し、会派代表の私が総括質問を実施。「市民医療センターの経営改善」や「シニアのセカンドライフの充実」などを強く求めました。

また、会派所属の新人議員3名が初の一般質問に臨みましたが、新人議員の一人、佐藤太信は、手話を併用した質問を実施。しんと静まり返った緊張した雰囲気の中、特にトラブルもなく戸田市議会初の試みを成功させました。

会派結成

改選後の初議会において、会派「戸田の会」結成の届け出を行いました。新生・戸田の会メンバーは私、酒井(3期)の他、金野桃子(2期)、浅生和英、佐藤太信、矢澤青河(1期)の5人です。

新生・戸田の会を結成するにあたり、会派理念を分かりやすく変更し、次の3つにまとめました。

1.子どもが大きく育つまち
2.笑顔あふれるまち
3.助けあう優しいまち

理念実現のために力を合わせていきますので、皆様のご指導、お力添えをお願いいたします。

会派代表は引き続き私が務めることに。気が付けば戸田市議会の会派代表としては最古参となりました。その他、戸田市監査委員、議会改革委員長、文教建設委員長の3役にご指名頂きました。重責が重なりますが、精一杯務めていきたいと思います。

開票結果と分析(おはよう戸田16年度第5号)


(↑クリックすると開きます)

今回の戸田市議会議員選挙、投開票日の翌日から、市内各駅にて開票結果と分析、また今選挙の総括を記事にしたチラシをお配りしています。
今回の選挙のポイントをまとめると、下記のようになるでしょうか。
・重大な争点に乏しく、核となる有力候補者の少ない、全体に低調な選挙であった
・新人が7名当選、議会の若返りを実現
・議員構成に多少の変化があり、1年後の市長選控えた戸田市の政局に影響
・投票率は大きく低下、40%の大台割る
・期日前投票の割合伸び、全体の2割超え

チラシの内容については、皆様の関心にお応えすることを意識し編集しました。上のリンクからご覧ください。

選挙結果

戸田市議会議員選挙は日曜深夜、開票作業が行われました。その結果、私酒井いくろうは当選となりました。次の4年間も頑張りますので、皆様よろしくお願いいたします。
今後の重責を考えると晴れ晴れとした気持ちばかりではありませんが、1つ1つの仕事を着実にこなしていき、1人の議員としてまた会派全体として、わが戸田市に貢献していきたいと思います。
引き続き皆様におかれましては、ご意見、ご声援を頂けましたら幸甚です。




明日から戸田市議会議員選挙が始まります

皆様

明日から戸田市議会議員選挙が始まります。国政選挙と違い、テレビや新聞で報じられることはほとんどありませんが、わが町戸田市のことを考える1週間にして頂けましたらと思います。

私が戸田市議会に議席を頂いてから2期8年が過ぎようとしています。その間、様々なご意見や温かい励ましのお声を下さり、皆様に育てて頂きましたことに厚く御礼申し上げます。
私、酒井いくろうが8年間、議員活動を続けてきました中で、今が一番、大事な局面、見方によっては危機的な状況であると感じております。住みやすく便利な戸田市ですが、多くの課題をかかえているのが現実の姿です。

大手企業が次々、市外に流出する一方、競艇収入は激減。入るお金が減る一方で、まだまだ税金の無駄が多く、その様は「お金持ちが破産しても、なかなか生活を改められない」状態に重なります。
また、ご存知の通り戸田市は人口が急激に増え、とりわけ若いご夫婦や子どもたちの割合が多くなっています。子育て支援や教育政策に新しいアプローチが必要とされています。
その一方で、忘れてはならないのが高齢者の不安です。戸田市はこの先、全国でもとりわけ急速に高齢化が進むと予想されています。私が皆様のご家庭、一軒一軒にお伺いし、強く感じるのが、80代、90代というご高齢の一人暮らしのお家が非常に多いことです。中には柱につかまりながらでないと玄関に出られない方や、寂しさから泣き出されるような方も、お一人で生活されています。急ぎ対応が必要だと、強く感じるゆえんです。

私、酒井いくろうが、皆様、一軒一軒のおうちに配布させていただいた政策集の中で、種々、政策を提案させて頂いておりますが、その基本的な考え方は極めてシンプルです。税金のムダをなくす、議員特権も廃止する、そうして確保した予算でもって、子育て支援、学力向上、そしてシニアの皆様のセカンドライフ充実、これら3つの政策を実行するのに十分な予算を充てる、ということです。
これからますます増える子どもたちの未来への投資。そして「人生90年」時代の超高齢社会に即したまちづくり。現に今、存在する課題に、さっそく取り掛かるべきだと私は考えます。もちろん、具体的な政策の実行にあたっては、一部の議員や利権を握っている人ではなく、私たち市民全体の意思を、可能な限り反映させていくべきことは、言うまでもありません。

どうか引き続き、皆様の声をお聞かせ下さい。私、酒井いくろうは、常に「市民が最優先」です。皆様のご意見を切実に必要としています。
なにとぞ末長くご支持、ご支援の程、よろしくお願い申し上げます。

戸田市議会議員 酒井いくろう