税金のムダ一掃④「議員特権の廃止」その2

削減できると思える費用はまだあります。「その1」に続き紹介します。
④海外派遣
毎年1回、戸田市議会から海外の友好都市に議員が派遣されており、事実上、4年間の任期中に1度、中国やオーストラリアの友好都市に派遣がなされています。いくら友好親善のためとはいえ、議員全員が訪問する必要があるのかどうかは議論の分かれるところであり、議員の間からも「議長らの代表派遣で十分」とする意見も出ています。
また、派遣費用は1人当たり50万円程度が計上されていますが、昨今の海外旅行費用の劇的な値下がりを考えれば過剰にも思えます(ちなみに、もし私が同様のコースで個人旅行をするならば、予算は10万円程度を想定します)。
海外派遣については、反対の意見を表明する議員もおり、私の他数名が参加を見合わせています。
⑤報酬、期末手当
市議会議員としての議員報酬、期末手当の金額が妥当であるかどうかについては、戸田市議会においても常に議論になるポイントです。
この件では、金額そのものについても議論が必要ですが、議員自身が報酬その他の待遇を決める構造自体が問題であると思われます。
例えば、報酬や待遇などを客観的に判断する外部委員会を設置して金額を決定するなど、報酬額決定の過程自体を変えるべきであると考えます。