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特別支援学校を視察

①2014-06-25 11.55.04
②2014-06-25 10.54.40
③2014-06-25 10.57.25
④2014-06-25 10.58.36
⑤2014-06-25 11.54.08
会派メンバーを誘い、全メンバーで県立和光南特別支援学校を視察。
特別支援学校は、障がいのある幼児・児童・生徒のための学校であり、県立和光南特別支援学校の学区は戸田市全域を含んでいます。

特別支援学校の目的として、学習の他に「自立が図られること」つまり職業訓練が含まれており、通常の授業に加えて、陶芸、裁縫、木工、工芸、コンピューターなど、職業訓練科目の授業が手厚く行われている様子が見て取れました。
校内は明るく健全な雰囲気に満ちており、目的を同じくする生徒同士が、個々の必要に応じた教育を受けることができているためであるように感じられました。

視察の前後には、校長先生、教頭先生にお話を伺うことができました。お話の中で特に印象に残ったのは、特別支援学校の課題について。何といっても就職先の問題が大きいとのことであり、卒業生全員を就職させること、就職した卒業生の辞職を減らすこと、そのためには「3年間の品質保証付き」と称し、就職先でもしもトラブルがあった際には先生が就職先に出向いて卒業生の指導や就職先との調整を行うなどの通常の学校では考えられないような努力をしていることなど、感銘を受けました。
就職を成功させるためには、更なる社会の理解が求められるとのこと。確かに、例えば酒井の近所にあるスーパーは障がい者が働く良い職場ですが、それを見て「障がい者を安い賃金で働かせている」と言う人もいるそうで、そのような捉え方が是正されない限り、障がい者の職場は広がらないのではと感じます。

また、戸田市の生徒にとって和光市は通学に難があり、バスを使っての通学時間は最長1時間半程度かかっているとのこと。また荒川を越えていくため、震災など災害時が心配でもあります。
和光南特別支援学校は、早晩定員オーバーになることが予想されるとのことでもあり、戸田市内の遊休地に特別支援学校を誘致することはできないだろうか?などと考えました。

戸田第一小学校・学校開放を見学

2014-06-14 10.40.23

2014-06-14 10.40.48
今日は戸田第一小学校の学校開放日。例年通り、普段と同じ授業を自由に見学させて頂きました。朝一からほぼ午前中一杯を使って、各学年を見学。
今回は特に、特別支援学級「まめの木学級」を長時間見学しました。担任の先生の他、指導員さんがほぼ児童2名に1人くらいづつ付いて、児童各人に合った指導がされているように見受けられました。

写真は休み時間に見学した校庭のようす。子どもたちの間でどんな遊びが人気なのか一目で分かります。ドッジボールやサッカーが人気なのは私たちの時代と変わらないようです。また、意外やジャングルジムが大人気。超過密状態でした。

戸田第一小学校・運動会

2014-05-24 09.41.12

2014-05-24 09.46.49
戸田第一小学校の運動会に、来賓としてお招き頂きました。
酒井は開会のごあいさつという大役を拝命。
――― * ――― * ――― * ―――
みなさん、おはようございます。
(児童「おはようございます」)
赤組と黄組のみなさん、おはようございます。
(赤組と黄組の児童「おはようございます」)
青組と緑組のみなさんも、おはようございます。
(青組と緑組の児童「おはようございます」)
先生方、保護者のみなさんも、おはようございます。

選手の皆さんのがんばる姿は、私たち地域の大人の元気の素です。
日ごろの成果を出し切って、思い切りよくがんばりましょう。
選手以外の皆さんは、ご一緒に応援をがんばりましょう。

戸田市議会議員 酒井郁郎
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入学式や卒業式のあいさつとは雰囲気を変えて、「短く元気に」を第一に心がけました。

学校の先生方だけではなく、PTAや地域の大人たちが積極的に参加・協力するのは例年の通り。また、子どもたちのがんばる姿を見るのは、理屈抜きにスカッと爽快なものです。
午後から所用があったため、途中で失礼しましたが、今年も良い物を見せて頂きました。

1枚目の写真は、がんばる選手のみなさん。

2枚目の写真は、ゴール前でわが子の撮影をがんばる父母の皆様です。

みなさま、お疲れさまでした。

トークライブを開催

14.5.16
酒井も所属する市内の経営者団体の1つ「Tスタイルクラブ」で「戸田の会☓Tスタイル トークライブ」を実施。これからの市産業政策について提案し、熱く議論させて頂きました。

産業政策は費用のかかる調整困難な分野ですが、政策決定の要諦は「すぐには難しい案件にあらかじめ十分に備え、先手で対応していくこと」ではないかと。将来の思い切った政策実行に備えての、政策案の説明やご意見聴取の第一歩としたいと思います。

リーフ(大手療育教室)を視察

2014-05-08 14.57.59 (2)

2014-05-08 14.57.59
会派メンバーに声をかけ、全メンバーで発達障害児の大手教育機関である「リーフ」池袋校を視察&ヒアリング。

発達障害は、できる限り早期の介入・支援を行うことで大幅な改善が期待できる。そのため、支援を受けるハードルを下げることが大切だと考えられる。その方法を検討する過程で、今回の視察につながりました。

リーフでは、ABA(応用行動分析)をアレンジしたカリキュラムを低廉な価格で提供。
福祉分野の教育にはお金がかかるイメージがありますが、民間の手で安かろう悪かろうではなく、質の高いカリキュラムを大規模に実施する手法は大いに参考になると思いました。
今後、こうした民間企業と戸田市が提携していくことも、大いに考えていかなくてはならないでしょう。

それにつけても毎度思うのが、戸田の会・若手3名の質問力。これはという的確な内容を次々聞いていく。手前味噌で恐縮ですが、彼らの熱心さ、鋭さに改めて感心するばかりです。

ちなみに全員普段着なのは、利用者さんを驚かせないよう教室さんの方から要請を受けたためです。
めったに無い「逆ドレスコード」ですね。

市内の交差点を視察

2014-05-02 08.22.35

2014-05-02 08.22.47
通勤時間帯を選んで、新しく歩車分離式になった本町2丁目交差点を個人視察。
しばらく観察していて気が付いた点がありました。歩行者については新方式に戸惑いは無くなったようなのですが、自転車の皆様にはルールが浸透していないようなのです。

歩行者信号だけではなく、自動車信号が青の際も渡って良いルールになっていますが、皆様停止しています(1枚目の写真)。
歩行者信号が青になると、それに合わせて進み始めます(2枚目の写真)。
ほとんど全ての自転車の方が同じ行動をとっておられます。

専門家でもすぐには分からないようなルールです。早速、県警と市当局に当該個所におけるルールの周知をお願いしたところ、県警からは「6月の交通安全キャンペーンで、警察官を配置しての周知活動を行う」旨、また市当局からも周知を検討して下さる旨の回答がありました。

さくらパル(新曽南多世代交流館)を会派視察

14.4.9
新しく整備されたコミュニティ施設「さくらパル(新曽南多世代交流館)」の備品や使い勝手を改善してほしい、というご意見を戸田の会宛に頂いたのを受けて、戸田の会メンバー、市役所の担当職員、ご意見者の3者(総勢7名)で視察を行いました。

ご意見者の方の指摘と市職員の方の解説を仰ぎながら、具体的な問題個所を検証。その結果、今後の機材購入や必要品目、運営内容についてなど、具体的な要望を行いました。

新曽南多世代交流館は新しいコンセプトで設置された施設でもあり、今後も継続的に運営内容の点検を行い、改善の必要がある部分については要望していきたいと思います。

マンション自治会長を拝命

自身が住んでいるマンション自治会の月例会に出席。
ここは賃貸マンションなのに自治会のある、珍しいマンションです。そのせいか、他のマンションよりも挨拶が多く、雰囲気も良いように感じます。私自身、自治会役員が回ってきてから顔見知りがずいぶんと増えました。

さて、新年度1回目の今日、前自治会長から「時期会長に」とのお話がありました。急な話だった上、引っ越してきて日が浅いこともあり、固辞させて頂こうと思ったのですが、他に引き受け手がおらずどうしても、ということだったので、お引き受けしました。

自治会役員も2年目になり、マンション自治会の意義や、活性化へ向けての要望事項などが見えてきています。
若輩者の私に全員一致で自治会長をお任せ下さった皆様のためにも、マンションのコミュニティをさらに活性化していくため頑張りたいと思うと同時に、戸田市内で急増するマンションの政策を考える上でも大きな意義のある経験だと思いますので、しっかり務め上げ、市政策に還元していきたいと思います。

戸田第一小学校・卒業式に出席

2014-03-24 09.04.26

2014-03-24 09.05.32
今年も卒業式に参加。戸田第一小学校の卒業式は、いつもとてもすばらしい式で、卒業証書の授与も卒業生・在校生の歌も毎年感動します。

今年は地域代表として祝辞を拝命。1つのことだけを追求するのではなく、1つできるようになったらもう1つ、また1つ・・・とできることを増やしていくことで、人としての器が広がるよ、という我が師の言葉をテーマにお話しました。

正直言えば、私は中学校があまり好きではありませんでした。これから中学校に進むみなさんには、楽しくて有意義なことがたくさんあると良いなという思いをこめて、だいたい下記のような内容をお話させて頂きました。
よろしければご覧ください。
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祝辞

空の光、雲の影も日に日に印象深く感じられる、出会いと別れの季節を迎えることとなり、戸田第一小学校卒業生の保護者の皆様におかれましては、ご子息、ご息女の成長の中でも、とりわけ大きな、そしてとりわけ感慨深い節目を迎えられましたことを、心からお喜び申し上げます。
ご子息、ご息女が生まれた時の喜び、成長を見守る喜び、もちろんそればかりではなく、不安や葛藤も、数えきれないくらい感じてこられたと思います。今日ここに卒業生の皆さんをあらためて目の当たりにし、よくぞここまで育て上げてこられたと、胸に迫るものがあります。

さて、卒業生のみなさん、ご卒業おめでとう。いつまでも続くかの様に思えた、長い長い小学校生活を終えるに当たって、みなさんは何を思っているのでしょう?
私自身のことを思い返してみると、小学校を卒業するころのことは大変に印象深く、20年以上という長い年月が経った今でも昨日のように思い出すことができます。
特に、同級生の何人かが、自分で選んだ中学校へ進学するのを見て、「人生は人それぞれに違うのだ」ということに初めて気がついたのがこの時でした。これからどうなっていくのだろう、自分はこうしていていいのだろうか、という漠然とした不安感を持ったまま、春休みを過ごしたのを覚えています。

中学校では、勉強や部活など大変なこともありますが、楽しいことも多いと感じました。その1つが、活動の範囲が広がる、関わりあう人が増える、ということです。
たまたま入った部活が、一生続けていく趣味になるとか、そこで出会った人が、一生の付き合いになるとか、自分で選んだことが、自分の人生に大きな影響を与えるようにもなってきます。
そんな、人との関わり合いを通して、選び取っていく面白さ、人生のだいご味をたくさん経験していってほしいなと思います。
もちろん、先生方やご両親がおっしゃる通り、学校の勉強が大事なのは、言うまでもありません。

皆さんは、「二兎追うものは一兎も得ず」という言葉をご存じのことと思います。2つのことを同時にやろうとしても、うまくはいかないよ、という意味のことわざですが、皆さんはこのことわざを破ることができるでしょうか。
さあ、皆さんの新しい学びの庭に放された2羽のウサギ、1羽は学校の勉強であり、もう1羽は様々な活動を通しての友人との交遊であります。どちらのほうが大事ということはありません。どちらも大事であり、なおかつその両方がみなさんの将来に大きな意味のあることなのです。
みなさんは、2羽のウサギ両方を追いかけて、そして上手に捕まえて見せてください。
最初は難しいけれど大丈夫、頑張って続けてさえいれば、きっと上手に2羽のウサギを、それどころか、3羽も4羽も、追えるようになりますよ。

最後に、私は毎年、戸田第一小学校の卒業式に出席させて頂いていますが、私はこの卒業式が大好きなんです。
このあとのみなさんの巣立ちの歌も、そして、、将来の活躍も、楽しみにしています。

さて、結びにあたりまして、卒業生のみなさん、保護者の皆様、そして先生方、本日は本当におめでとうございます。
おめでたい卒業式の門出にあたりまして、私からの祝辞とさせていただきます。

戸田市議会議員 酒井郁郎