チラシ配布③5/21(金)

北戸田駅西口正面で朝7~8時に実施。
この日は朝からリサイクル・フラワー・センターの開所式があったため、その近くの北戸田駅で活動しました。
短い時間でしたが70部を配布。受け取って下さった皆さん、ありがとうございました。

こんな活動やっています②【手続きの改善】

私は戸田市役所の窓口が嫌いではありません。職員の方は親身で、また利用者を「お客様」と呼ぶなど、一部「過剰なのでは?」と思うほどていねいな応対。実は、私が戸田を好きになったきっかけも、窓口の職員の方が親切だったことです。
そんな窓口手続きにも改善すべき点があることを知ったのは、市民のAさんとのメールのやりとりからでした。
Aさんが、ある申請の手続きをしようとしたところ、次の書類を要求されたそうです。
①申請書 ②戸籍謄本(450円)③住民票(200円)④改製原戸籍謄本(750円)⑤銀行通帳 ⑥年金手帳 ⑦印鑑 ⑧身分証明
②③④は市役所内で発行している書類です。つまり、役所内のある窓口で発行している書類を、別の窓口が要求する、ということが行われているということ。当然、書類を取得する手間や、発行手数料(合計1,400円!)がかかります。
さっそく調査を行ったところ、市役所の44種類の申請でこうした書類を要求しており、年間5,000件以上の手続きが行われていることが分かりました。
ヒアリングを行ったところ、改善は十分可能と考えられたため、3月議会において一般質問を行い、執行部から全庁的な課題として研究する旨の答弁。またその後(非公式ながら)、前述Aさんにご指摘頂いた手続きについては改善できそうである旨、回答がありました。
手続きで融通のきかない様は、「お役所仕事」の言葉通り、役所への不満の象徴です。気付いてしまえば「なんで今までこんなだったの?」というようなことですが、お役所の常識にとらわれず、素直に指摘したことが改善につながりそうであることに、小さな手応えを感じました。
ウェブページ読者のみなさんも、行政の仕事で「これはおかしい」と感じたことはありませんか?もし何かあれば是非、酒井にお知らせください。

こんな活動やっています①【教育問題】

「3学期制→2学期制」変更の検証をしました。
市内小学校での2学期制導入から丸3年。現状を次のように捉えています。
ポイント①:2学期制導入で、授業時間増などの大きな効果が確認できた。
ポイント②:2学期制の実施を軌道に乗せるには、更なる改善が必要ではないか。
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全国的に「2学期制」の学校が増えています。今までは「3学期制」。「4月から1学期が始まって、7月に夏休み。9月から2学期で、年末年始は冬休み。1~3月の短い3学期が終わると、進学か卒業」というのが、明治から100年以上続いてきた、全国的な定番でした。
昨今、授業時間を増やす目的で【注1】秋を境に前期と後期に分ける「2学期制」に変更する学校がでてきました。現在は、公立の小学校で4668校(21.8%)、中学校で2284校(23%)と公立小中学校の5校に1校は2学期制になりました【注2】。導入で大きな成果を上げる自治体(所沢市、鶴ヶ島市など多数)がある一方、せっかく導入したのに保護者の理解が得られず、廃止に追い込まれる自治体(あきる野市、太田市など)もでてきています。
(【注1】2学期制にすると成績をつける回数が1回減るため、テストの実施や通知表作成などに要する時間(10時間程度)を授業に回すことができます。【注2】読売新聞調べ。)
戸田市においては、H19年に3小学校で試行開始、21年には市内の全12小学校で導入が完了。中学校については、現在のところ導入の予定はありません。
導入の結果、授業時数が10時間以上増え、「補充授業や総合学習などの時間ができた」「(特に今年は)インフルエンザ流行による学級閉鎖があったが、対応しやすかった」など着実に効果が出ているようです。
一方、導入に際しては当初から「(保護者や教育現場に対し)説明不足なのではないか」との意見がありました。そこで今回、下記の①、②を実施しました。
①保護者や教職員の方々とディスカッションを実施。
②2学期制の先行自治体(石狩市、所沢市、鶴ヶ島市)、廃止自治体(あきる野市、太田市)の調査(担当者ヒアリング、資料検索)
その結果、下記①~④のような論点があると考えられたため、3月議会において一般質問を行いました。
①夏休み・冬休みの前に通知票を出せないか
・大部分の保護者が要望。「振り返りや、休み中の課題整理などに活用したい」。
・他市では簡便な成績表(「中間成績表」)を出すことで、要望に応えている。
【教育委答弁】
・現在の内容で対応(=「中間成績表」は考えていない)。
・教職員は現状、非常に多忙であり、これ以上の作業を増やすことは難しい。
②夏休み・冬休みの前の3者面談の充実
・休み中の課題整理などが目的。
・2学期制導入に伴い実施したところ、保護者には好評。
・一方で、先生によっては雑談で終わってしまうケースも。
【教育委答弁】
・面談の基本内容は教職員に指導している。
・教職員の資質向上に努める。
③中学校での導入
・小学校においては、2学期制により10時間以上の授業時数が確保できた→効果が確認できたのだから中学校でも導入すべきではないか。
・全国的にも、小学校よりも中学校のほうが、導入割合は高い。
【教育委答弁】
・検討したい。
・高校受験用の成績交付時期の問題がある。
④保護者の意見をくみ上げ、それに応えてほしい
保護者全員を対象としたアンケートを実施し、保護者の意見や対応状況を透明化できないか。
【教育委答弁】
保護者会での意見の収集で対応する。
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私は、2学期制を軌道にのせることが、学力向上策の前提になると考えます。
そのためには、長年なじんできた制度を変更するのですから、保護者とのコミュニケーション(説明や要望の組み上げ、対応状況の透明化など)が不可欠。実際、2学期制を成功させている自治体では、分かりやすい説明と保護者からの意見の収集を徹底的に行っています。
この点で、戸田市の教育委員会の対応には改善の余地があると感じました。例えば、上記「①夏休み・冬休みの前に通知票を出せないか」については、現場の先生方の作業量の問題でどう工夫しても実現できない、ということもありえます。しかしながら、そうした説明がなされた形跡はありません。説明がなければ保護者は「自分たちの意見が無視されている」と感じてしまいます。2学期制への理解や協力は得られなくなるでしょう。
今後もひき続き、2学期制の検証と公教育の改善に取り組んでいきます。保護者の皆さんからのご意見をぜひ、お待ちしています。

卒業式

戸田中学校卒業式に出席。去年と同じく、桜の花が満開の卒業式でした。
なんと!錚々たる顔ぶれの来賓を代表して、祝辞を述べさせて頂きました。この1年で人前で話すことに慣れたせいか、緊張することもなく大任を果たしてきました。
少しでも卒業生のみなさんへのエールになればと思い、こんな話をしてきました。

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3月21日・市長選について③「投票率は39%」

市長選の投票率について、市内に住んでいる同年代の友人から、こんなメールをもらいました。
(この友人は自然保護にとりくんでいますが、神保さんが行ってきた「緑のまちづくり」に共鳴し、今回選挙運動を応援してくれました)
以下、メールを転載します。
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ただ、開票結果の投票率は、こんなに低いものだったのかと驚きました。
平成14年の時も30%台と低く、これが通常なのかもしれませんね。
駅立ちしたときの市民の反応の悪さは、選挙活動の広報が終盤だったからというのはあまり関係なかった、やはり関心がないから、というのが正しい見方でしょうね。
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(転載おわり)
それに対する私からの返信。
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市民の関心が薄いのは、我々政治家の責任でしょう。
関心を喚起するような手法を取ってこれなかったことや、選挙を「説得」ではなく「依頼」ベースのものに愚劣化してきた罪は大きいと思っています。
チラシはどれも大した内容ではなく、面白くもない。
候補者同士が討論する場があるわけでもない。
これじゃ政治意識は高まらないでしょう。
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私は、前の記事(3月21日・市長選について②)にも書いたとおり、政治家は政策と実行力だけで評価するべきだと思っています。
今まで、政策を具体的に訴えるような選挙はありませんでした。
「人にやさしい町」とか「元気な町」とか、理念だけを訴え、あとは握手をしたり選挙カーを走らせたりして、投票を「お願いする」というスタイルが主流であり続けてきたのではないでしょうか。
これでは候補者のちがいが分からず、有権者は「自分の投票行動が、国や地域の将来とどう結びつくのか」が分かりません。
選挙への関心があまり上がらなかったのも、このせいでしょう。
その意味で、昨今のマニフェスト選挙は良い。
候補者の政策の違いがはっきり分かります。
今回、神保さんのマニフェストは、全候補者の中でもとりわけ充実した内容でした。
その神保さんが当選したのは、マニフェスト選挙が成功したことを意味します。
つまり、「お願いする」選挙から「説得する」選挙への変化が(わずかながら)おこってきていると言えます。
今後もこの流れをとぎれさせることなく、政策のちがいを訴え、有権者がさらに関心を持つような工夫をしていきたいと思っています。

3月21日・市長選について②

皆様ご存知の通り、先の市長選でじんぼ国男さんが当選しました。
前回の記事(3月21日・市長選について)で書いたとおり、私はじんぼさんを支持。
①財政支出を抑え、住民の住みやすい町を地道に作ってきた実績・実力
②前回のマニフェストの9割以上を実現した実行力
③今回のマニフェストの充実度
、、、などから見て大差の当選は順当な結果であり、われわれ戸田市民は正しい選択をしたと思っています。
わたしの仕事は、あらゆる手段を通じて戸田市をいい町にすること。
戸田市を安定して運営し、さらにいい町にしていくためには、じんぼさんに次期市長職を遂行して頂くのが最善と考え、駅立ちやチラシ配布など、選挙運動を手伝ってきました。
運動の中では、できる限りじんぼさんの実績や政策を訴えました。自分の選挙の時と同様です。
なぜなら、政治家の評価(=投票行動)は政策と実行力だけで行うべきだと思っているからです。
「1票ください」などと投票を依頼されたからといって、その人にわが町の将来を託すべきかどうかとは関係ありませんし、また人柄や人格などは、一生付き合っても理解しつくせるものではないからです。
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さて、肝心なのはこれからです。
自分の応援した候補が、これから適正に市政を運営していってくれなくては困る、という責任感、重圧感を強く感じています。
なぜなら、マニフェストは市民全員との約束事項であり、またじんぼさんのマニフェストは、じんぼさんを応援した者全てのマニフェストだと考えるからです。
今後、特にじんぼさんに投票した方には、マニフェストが実行されているかどうか見守って頂きたいと思います。
私も4期目じんぼ市政に期待し積極的に協力するとともに、戸田市の改革が進んでいるか、市政運営が適正になされているか、厳しくチェックもしていくつもりです。

きょうの一言③「温室効果ガス25%減」のまやかし

すっかり政権批判のコーナーになりつつある「きょうの一言」。
戸田市長選にからんでの民主党批判と受け取られては困ると思い、掲載を控えてきましたが・・・今回も極めて深刻。
華々しく「25%減」をぶち上げておきながら、「どんなに頑張っても、削減できるのはいいとこ15%でした」と自ら認めちゃいました、という話。
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(記事抜粋)
国内のみで15%以上=温暖化ガス削減目標-政府が行程表素案(2月2日11時34分配信 時事通信)
政府が検討している「温室効果ガス25%減」目標達成に向けた行程表(中長期ロードマップ)の素案が2日、明らかになった。工場などのものづくりや家庭・オフィスといった日々の暮らしでの地球温暖化対策を強化し、国内だけで15%以上削減することを検討。残りは海外からの排出枠購入などで埋め合わせる。(抜粋終わり)
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なぜ足りない分を外国から買うのが、最初から目標に入ってるのか?
排出権を購入するということは、日本人が払った血税を、何の対価もなしに海外に支払うということ。
なんの環境対策にもなりません。
そして、排出権購入の原資は、増税と国債発行でしょう。
世界最悪の財政赤字を抱えるわが国が、これまで以上の赤字国債を発行すれば、どんなことになるか。
国防や福祉や教育など、わが国の将来を抵当に入れてまで、無価値なものを買うというのか。
好意的に見れば、目標を立てる際の見積もりが甘かったということ。
最初から分かっていてムリな目標を立てたのであれば、確信犯的に売国行為を行ったということになります。
「きょうの一言②」で記事にした「外国人参政権」の問題といい、現政権は一体だれのために政治を行っているのか。
日本人にとっての利益がまったくわかりません。

不在のお詫び

この1カ月以上、3月議会、戸田市長選挙その他、記事にしたいことは増える一方、ブログを更新する余裕がなく、ご愛読の皆様には失礼しました。
これから遡って更新していきたいと思います。

【2/13(金)競艇議会】

午前- 競艇議会
午後- チラシ配布、ヒアリング(@早瀬)
午前中は戸田競艇組合議会に出席。
戸田競艇は、戸田市だけではなく、蕨・川口を含む3市で運営されており、その審議を行うのが競艇議会。3市の市議が、競艇議員を兼務しています。
戸田市の市議会議員の大部分は、制度上「衛生センター議会(戸田市・蕨市で運営)」か「競艇議会」のいずれかの議員を兼ねています。
私は昨年度、衛生センター議員だったため、競艇議会は今回初の出席です。
本議会では、議員の改選に伴う手続きに続いて、予算案が上程、審議されました。
近年、競艇の人気が下がる中で、いかに「①売り上げを確保し、②(外部委託などにより)コストを抑えるか」ということが課題となっています。
私も一議員として、市の財源確保と、競艇場周辺の住民の方の不満解消に貢献していきたいと思います。