秋のイベント総まくり③

10/16(土)地域福祉祭り
戸田競艇場で開催の「戸田市地域福祉祭り」を見学。
戸田市内の福祉団体、市民団体が一同に会するため、そうした団体の活動が一度で分かる、便利なイベントです。
朝から各団体のブースを巡り、展示を見ながら、どんな活動をされているか、課題は何か…など、ざっくばらんにお話を聞くことができました。
特に、民生委員さんとより効果的に協働するために何が必要か、制度のすき間のどの部分がカバーしきれていないか…など、福祉の重要課題について、いろいろな現場で活動されている方から話が聞けたのが大きかった。今後の活動に生かしていきたいと思います。
2010.10.16地域福祉祭
写真は各ブースで頂いた資料など
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10/17(日)地区体育祭
戸田中学校で開催の「地区体育祭」に出席し、観戦。
地区体育祭は各町会対抗で、毎年熱戦が繰り広げられています。
今年は特に、小さい子を背負って走る親子レースが面白かった。2人の子供を背負って激走するお父さんや、小学2,3年くらいのお姉さんが3歳くらいの弟を背負ってよたよたと走る姿もあり、拍手を集めていました。
なお、来賓でご出席の校長先生や町会長さんの話をお聞きでき、有益でした。
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10/23(土)、24(日)戸田市商工祭
2010.10.23商工祭
「戸田市商工祭」開会式に出席し、引き続き見学。各ブースを見学し、お話を聞いて回りました。
印刷業者のコーナーを見学していたところ、市役所そばにある中日新聞の所長さんがおられ、立ち話していたのですが、「もうすぐ夕刊の印刷が始まるから見ていきません?」とのうれしいお申し出を頂き、急きょ工場内を見学させて頂くことに!
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夕刊印刷開始のスイッチを押させて頂きました。
驚くのは、スイッチオンから10数分で、既に新聞が梱包された形で次々、トラックに積まれて出荷されていくこと。考えられないスピード感です。
お陰様で工場のことが良くわかり、ずいぶんと親しみが湧いたのでした。

秋のイベント総まくり②

10/2(土)老人スポーツ大会
晴天で暑過ぎない、最高のお天気のもと、戸田市主催、福祉部長寿福祉課企画の「老人スポーツ大会」が開かれました。
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開会式にて、出席の議員も一緒に準備体操
各町会ごとのチームの他、どの町会にも属さないチームがあったり、
競技種目も「ボール運び」のような、ケガしづらそうなものにしてあったり、
どんなシニアの方にも楽しめるよう、工夫がしてあるようでした。
シニアの皆さんは町の宝。ケガなく楽しんで頂けるのが一番です。
一方、「老人スポーツ大会」というネーミングはどうにかならないのか?ということで、出席者たちで来年からの代案を考えました。
シニアスポーツ大会、ご長寿スポーツ大会、お達者スポーツ大会…などなど。福祉部長や議員たちで盛り上がりました。
部長も大乗り気でしたので、来年は名称が間違いなく変わるはずです(笑)。みんなで見守りましょう。
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10/10(日)酒井披露宴
私事で恐縮ですが、この度所帯を持つことになり、親戚だけの披露宴を挙げました。
祝言
熱演の安来節(うしろのマゲ姿が酒井です…)
親戚の余興が盛り上がりましたが、我々は出会いのいきさつを紙芝居で披露。また、おばさん方の安来節(どじょうすくい)に、チョンマゲのかつら姿で飛び入りし、笑いを取ったのでした。
祝言②
朝は生憎の小雨でしたが、披露宴が終わるまでには見事に晴れ渡り、すがすがしい陽気となりました。
久しぶりですが、みんな集まってくれて感激しました。
これを機に、政治家として、また一人の人間として、さらに精進していこうと思います。

秋のイベント総まくり①

秋はイベントが多いんです!
今年もほぼ毎週参加したイベントの数々を、まとめてご紹介します。
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9/25(土)、26(日)市民レガッタ出場
ボートの全国大会「全国市町村交流レガッタ」に、議員チームの一員として出場!
ボートの町・戸田の代表として、負けられません。
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雄大な加古川のボートコース
去年は全国3位。
今年は優勝を狙い、毎朝・毎夕、スクワット100回のトレーニングを欠かしませんでしたが…
1日目の予選は楽々突破。その夜は地元・加古川市の主催でレセプションパーティー。名物「かつめし」や卵かけご飯などで歓迎する、質素で温かいパーティーでした。
昨今の「まちおこしブーム」を反映し、全国の参加市町村の「ゆるキャラ」気ぐるみが大集合。10体ほどは集まっていました。
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私のイチオシ、「かっつん」と「デミーちゃん」。加古川名物「かつめし」のキャラクターです。カワイイ!
気になる2人の関係ですが、「恋人同士」という説と、「兄妹」という説があるとか。
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石川県は津幡町から来た「ミスつばた」。
毎年、参加市町村のどこかのミスに来て頂くそうです。
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さて、夜が明けて決勝です。
クルーは舵手(かじ取り)の馬場さん、漕ぎ手は召田さん、遠藤さん、菅原さん、酒井の若手チームです。
予選で好タイムは戸田市の他、大津市、潮来市。混戦が予想されました。
レースは予想通りハイペースの展開。わがクルーは得意のスタートダッシュで思ったより差を付けることができず、苦しい展開に。
中盤以降はなりふり構わず力で漕ぐ。
流れもずいぶん早いようだが、無視して漕ぎ続け、ゴール。ほとんど同着か!?と横の艇を見たところ、ほんの鼻先ほど先を行かれており、ボートの腹を叩いて悔しがったのでした。
↓に、議会だよりに載せたコラムを転載します。
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全国レガッタに出場した。感動したのは、日本各地から集まった選手たちの郷土愛。流行りの「ゆるキャラ」や名物を持ち寄り、懸命にPRなさっていた。ちなみにレガッタのほうは、、今年も優勝を逃し残念でした(泣)
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議会だよりで写真入りの記事になりました。

子宮頸がんワクチン③【あきれた反面教師】

シリーズの最後に、反面教師として、他自治体の例を紹介します。2010年4月14日の産経ニュース(産経新聞のインターネット版)からの抜粋です。
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埼玉県志木市では今年度から小学6年~中学3年の女子児童・生徒を対象に費用全額を補助する。
栃木県大田原市が全額負担の対象としているのは小学6年の児童。接種率向上を目指し、市内23の小学校ごとに集団接種をする。
東京都杉並区は「中学入学お祝いワクチン」と称して新中学1年を対象に全額補助する。
(抜粋終わり)
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12月22日に発売された薬剤への助成を、新年1月に決めた志木市。必要な検討は十分になされたのでしょうか? (とてもそうは思えません)
集団接種で334人のうち329人が接種を受けた大田原市。ほとんどすべての児童が接種を行ったということですが、必要な情報提供、また接種対象者の主体的な判断はなされたのでしょうか?更には、集団接種をした場合の、接種を行わない児童へのいじめや誤解の問題を、どう考えているのでしょうか?
そして、杉並区。「中学入学お祝いワクチン」とは、何とふまじめな名称でしょうか。区民自身に接種を受ける、受けないの判断をしてもらう意思があるのでしょうか?
これらの自治体について、読者の皆様はどのようにご覧になるでしょうか。私には、マスコミの論調に流され、浮ついた気持ちで事業を設計してしまったようにしか見えません。
戸田市がこれら反面教師の後を追わないよう、我々市民は監視しなくてはなりません。
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さて、その後市執行部から、国が助成を決定した3つのワクチン(子宮頸がん、Hib【細菌性髄膜炎菌】ワクチン、肺炎球菌ワクチン)のうち、子宮頸がんワクチンだけを優遇する案が提示されています。
その案とは、
①子宮頸がんワクチンは全額補助、他は半額補助とする。
②子宮頸がんワクチンの、国が想定する対象者(中1~高1生)に加え、高2生も対象とする
…という2つの案です。
Hib【細菌性髄膜炎菌】ワクチン、肺炎球菌ワクチン共に効果が確認されており、また特別な危険性も報告されたという話は聞きません。つまり、それらと比べて子宮頸がんワクチンだけを優遇する合理的理由がありません。
本問題については今後、調査・報告を行っていきます。

子宮頸がんワクチン②【一般質問】

前の記事「子宮頸がんワクチン①【問題点】」で、「子宮頸がんワクチンは、安全性と効果が疑問である」と述べました。例えばインターネットの検索サイトで「子宮頸がんワクチン」を検索すると、その危険性に関するホームページが驚くほどたくさん出てきます。
死亡例が既に30例以上に及んでいることや、効果が極めて限定的であることなど、子宮頸がんワクチンについて正確に知った上で、接種を受けたい、わが子に受けさせたいと思う人は、あまりいないのではないかと思われます。
しかし、同ワクチンを熱望する市民の方がいる中で、国の助成事業を戸田市だけやらない、というのが難しいのは分かります。そこで最低限、情報提供を確実に行うことを議会において求めました。
つまり、前の記事のような、
アメリカの一般大衆は「情報を持っていないから」、「受けさせる」。
オバマ氏は「危険と知っているから」、「受けさせない」。

…こんな事態が戸田において起こらないようにしてほしいということです。
具体的には、「30例以上の死亡例がありますよ」「成分には劇薬が含まれていて、長期的な副作用については未検証ですよ」「効果については、ウイルスのうち6割の感染を防げるだけ、持続期間もたったの6年だけですよ…世間一般のイメージとは違うんですよ」。そして何よりも、「助成を行っているからと言って、戸田市が接種を積極的に勧めているわけではありませんよ。接種による利益も損害も、責任はあなたにあるのですから、ちゃんと判断して下さいよ」…これらの情報を、いい面悪い面含め、分かり易く提供して頂きたい。こうした要望を行いました。
市幹部の答弁は、都合の悪いことは、何度聞いても答えてくれない、相変わらずの官僚答弁。それでも最低限、「周知責任を適切に果たす」ということは約束してくれました。
今後、この答弁が守られるか、注視していきます。

子宮頸がんワクチン①【問題点】

昨今、子宮頸がんワクチンはマスコミで頻繁に取り上げられています。そして、報道のほとんどは「子宮頸がんは唯一予防できる癌です」などと感情に訴え、ワクチンの利点ばかりを強調し、行政へはワクチン接種への補助を求める内容です。
また困ったことに、冷静に政策を判断すべき国会議員の中にも、手放しでワクチン接種を礼賛する人が多数います。
しかし、全てのワクチンには死亡例を含む副作用があります。特に子宮頸がんワクチンは、少なくとも30以上の死亡例が報告されており、安全性の面が懸念されます。
また、効果についても疑問視されています。子宮頸がんワクチンは子宮頸がんの原因となるウイルスの6割をカバーするにすぎず、またワクチンが有効なのは接種後6年強にすぎません。つまり、「ワクチン接種をしても、子宮頸がんにかかる場合が多々ある」「中学生がワクチン接種をしても、成人する頃には効果はなくなっている」ということなのです。
かく言う私も、ワクチンのことを知った当初は「ああ良いワクチンができたんだな。はやく国の補助が出るといいな」などと思ったのでした。しかし、こうした事実を知ったいま、自分なら絶対にワクチン接種は受けません。
一方、情報がない多くの人は、学校から接種のお知らせがあれば、疑問もなく接種を受ける(受けさせる)でしょう。
実は、同じようなことが実際に起こっています。
アメリカでの新型インフルエンザのワクチン接種における出来事です。一般国民には「緊急事態宣言」までして接種を強制しようとしたのに、米大統領のオバマ氏は娘にワクチン接種を受けさせなかったことが報道され、マスコミの批判を浴びました。
つまり…
アメリカの一般大衆は「情報を持っていないから」、「受けさせる」。
オバマ氏は「危険と知っているから」、「受けさせない」。

(注:新型インフルエンザのワクチンも子宮頸がんワクチンと同様、現時点に至るまで安全性についての議論があります)
「情報が少ないがために、患者が自身の意図に反する医療判断をしてしまう」。この現象を「情報の非対称性」といいます。薬害エイズ事件も、「情報の非対称性」によって発生し、結果として多くの方が亡くなりました。
国の方針や社会の大きな流れに反することを、公の場で主張するのは気が引けることです。
しかし、このままいけばわが市でも、子宮頸がんワクチンの接種において「情報の非対称性」の問題が起こってしまう。13~14才の「人生これから」という女のお子さんの健康や生命が、本人に知らされることなく危険にさらされるかもしれない。
私は市民の利益を代表する人間として、どうしても看過できませんでした。
市執行部に適正な対応を求め、議会で一般質問を実施しました。
(②に続く)

議会報告(速報版)

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先週末、9月議会が終了。
本議会においても一般質問を行いました。
①子宮頸がんワクチン補助について
ワクチンの効果や安全性に対して疑問を投げかけ、ワクチン助成事業を行うにあたっての慎重な検討と市民への情報提供を行うよう求めました。
②政治意識・投票率向上について
30%台、40%台があたりまえになっている戸田市の投票率。市政や地域に対する無関心層の多さは、戸田市の一番の弱点と見ています。
投票率アップの方法について、新しい視点から問題提起を行いました。
どちらの件も、市当局の今後の対応を確認していきます。
速報として、議会だより用に書いた原稿を掲載します。
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子宮頸がんワクチンに慎重対応を
「周知責任、詳細な調査と審議を行う」
議員:子宮頸がんワクチンがマスコミで話題となっており、戸田市においても助成を行う方針と聞いている。しかし、効果や安全性に疑問があることは、一般にはあまり知られていない事実である。同ワクチンは、子宮頸がんの原因となるウイルスの6割をカバーするにすぎず、またワクチンが有効なのは接種後6年強にすぎない。さらに、死亡例を含む副作用が世界で発生している。ワクチンの効果や安全性などについての情報提供を行い、市民一人一人が主体的に接種を判断するよう促すべきではないか。
医療保健センター事務局長:市民が正しく理解し、接種の判断を行うための周知責任を適切に果たしたい。自己責任で接種を受けなくてはならないことを広報していく。
議員:学校で説明やパンフ配布の広報を行っていくとのことなので、市が接種を勧めているかのように誤解を受けぬよう、特に配慮頂きたい。
【投票率向上について】
議員:前回の選挙から期日前投票所を増設したことで、私の試算では0.9~1.5%の投票率押し上げ効果があった。他にも、投票率の低いサラリーマン層や芦原地区への広報、小中学生のうちからの関心アップなどに工夫の余地がある。
行政委員会事務局長:投票しやすい環境づくりや若年者の関心向上に取り組む。

議会報告(詳細版)

【自殺対策については、石にかじりついてでも実現するつもりです】
去年から取り組んでいる、戸田市の自殺問題。
市執行部に問題があることを認めてもらい、委員会(健康福祉委)のテーマに選んでもらうなど、着々と自殺対策の導入に向け前進していると、内心成果を喜ぶ気持ちすらありました。
自殺問題を担当する医療保健センターからは、「できることから対策を進めている」旨、聞いていました。
【ご参考】
自殺問題①
自殺問題②【戸田市の現状は?】
自殺問題③【自殺対策は必要ですか?】
自殺問題④【質問準備】
自殺問題⑤【議場のやりとり】
ところがその後、平成21年の戸田市民の自殺者数を見て驚きました。
戸田市民の自殺者はこの10年間、毎年20名前後であったのが、平成21年には36名とほぼ倍増。平成20年の自殺者数21人から15人も増加しています。戸田市の歴史で初めて、自殺者30人の大台を突破。自殺率(人口10万人あたりの自殺者数)は県内ワースト2になりました。
私はこの数字に衝撃を受けました。それは、1年前に自殺の問題を知りながら去年の自殺者急増を防げなかった、そのことに対する「しまった!」という後悔です。
さっそく、自殺問題を担当する医療保健センターに対しヒアリングを行いました。
医療保健センターからは、1年前つまり平成21年6月議会で、次のような答弁を得ています。
・実態把握を行う。
・人材の確保や育成を行う。
・庁内の関係各課や各種相談窓口とのネットワーク化を密にする。
(※相談窓口:戸田市には多重債務や悩み事などの相談窓口がある。自殺リスクが高い人が多く訪れる)
・警察署、救急医療機関、精神科の病院など、関係機関との緊密な連携や情報共有を図る。
ところが、よく確認したところ…
・実態把握は、公表されているデータと、県警からもらったデータだけ。分析は未着手。
・人材確保は実施しておらず、これからも行わない公算大。人材育成は、職員を県などの研修に送っている(しかし、体系的な研修、専門性の高い研修は無いと思われる)。
・庁内の連携体制は不足。各種相談窓口との情報共有すら未着手。
・外部の機関との連携は、県警から自殺者数などのデータをもらったことのみ(他は未着手)。
つまり、1年前と比べてほとんど対策が進んでいないということです。
そればかりか、平成21年の戸田市の自殺者数(36名)という初歩的なデータさえ、だれも知らないというありさまでした。
こうした現状を重くとらえ、対応を促すため、下記のような論点で6月議会で一般質問を行うことに。
・戸田市の自殺対策は大きく不足している。
・人が足りないなら、増やしてでも対策を進めるべきだ。
それに対する、医療保健センターの回答は下記。
・戸田市の自殺対策は、できる範囲でやっている。
・人の増員はむずかしい。
医療保健センター事務長と、何度か「打ち合わせ(※)」を行いましたが、話は平行線。
妥協の余地もないため、こちらの質問項目のみ提示し、あとは議場で論戦を行うことになりました。
そして、前回掲載したようなやりとりを議場で行ったのです。
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※「打ち合わせ」とは・・・議会での質問の前に、行政の担当者と行います。質問や答弁の内容について、だいたいの内容を確認します。
打ち合わせしてから論戦を行うなど、おかしな話に思えます。しかし、事前にどのようなことを質問するのか分かっていないと答弁しようがない内容もあるため、ある程度の打ち合わせは必要だと思っています。
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自殺者が1年で2倍になったというのは、非常事態であると考えます。その原因を究明して、なんとしても早急に手を打たなくてはならない。
一方、市幹部の答弁は紋切り型の官僚答弁に終始。とても危機感が感じられませんでした。
前回の記事のように、議場における論戦は完全なもの別れに終わりました。しかし、行政の自殺対策により、来年10人とか20人とかの人の命が救われるかもしれない。そう思えばやすやすとひき下がるわけにはいきません。
今後、自殺対策については石にかじりついてでも導入を実現していくつもりです。
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現在まで、市長、副市長との非公式な話し合いの中で自殺の状況の深刻さを説明し、「自殺対策をやっていく」という方向性については同意を頂きました。
今後、具体的な内容や導入スケジュールについても提案していきたいと思っています。

議会報告(速報版)

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去る6月15日、6月議会の議場で一般質問を行いました。
メインのテーマである自殺問題について、あまり積極的ではない市幹部との間で論戦となりました。今後も追及していきます。
速報として、議会だより用に書いた原稿を掲載します。
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戸田市民の自殺者が倍増
どうするのか
「やれる範囲でやっていく」
(議員)戸田市民の自殺者はこの10年間、毎年20名前後であったが、平成21年には36名とほぼ倍増。自殺未遂者は400名前後と推測される。自殺率は県内ワースト2となっている。
国も自治体も危機感を持って自殺対策に取り組んでいる一方、戸田市においてはポスター掲示以外の対策は何も行ってこなかった。一方で自殺者数は2倍になった。因果関係は不明ながら、データ上の事実である。
1年前に同様のテーマで質問した際には、「できることからやっていく」という答弁だったが、場当たり的な対処で済む問題ではなくなった。緊急に全体計画を作って取り組むべきである。
今後の計画はどうか。必要なら担当者を増員して対策を行うべきではないか。
(医療保健センター事務長)研修や市役所内外との連携など、従前から行っている対策もある。人員の増員は難しい。
(議員)研修は質・量ともに不十分であり、連携については市役所内の相談窓口との情報共有すらできていない。また、説明によれば自殺対策をやらない理由は「人がたりないから」。だけども「増員は難しい」。つまり、「これ以上の自殺対策はやらない」ということか。
(医療保健センター事務長)人員の質が不足している。
(議員)その程度の取り組みでは、戸田市の状況がさらに悪化するのではないかと危惧する。

お知らせ

6/15(火)午後、一般質問を行います。
テーマ:
①自殺対策について
平成21年には前年までの約2倍(36人)の自殺者数となった戸田市。早急な対策が必要なのではないか?1年前の6月にも質問したテーマです。
②人事制度について
市内在住の職員の方を増やす、頑張った分がきちんと評価される制度への改革を行う、などのテーマです。
時間はおそらく14時前後スタートになると思います。
ネット中継もされてますので、お時間があれば是非ご覧ください。
ネット中継はこちらです↓
http://www002.city.toda.saitama.jp/gikai/g07_broadcasting.asp