助けあい戸田【救援物資を募集】

物資の受け入れを開始しました。
ぜひご協力をお願いします。
提携先:新しい公共をつくる市民キャビネット災害支援部会
※ さいたま市のNPOが共同で運営する団体で、大規模かつ信用できると思われ、当面被災地までの搬送を委託することになりました。
募集内容:
①物品提供
・なるべく箱単位でお願いします。
・新規に購入したものではなく、お手持ちの物品のみとさせて頂きます。
~衣料品以外の日用品。新品のみ。
(例)乾電池、軍手、使い捨て食器、カセットボンベ、ホッカイロ、ラップ、マスク、ラジオ、大人用紙おむつ&子供用紙おむつ、ウェットティッシュ・おしり拭き、毛布など。
~食料品、、、賞味期限の十分残っている、加工せずに食べられる食品
(例)
・ソイジョイやカロリーメイト
・マルチミネラル&マルチビタミン
・お米・パン
・レトルト食品
など。
②集荷拠点の提供。ある程度分かり易く、駐車が1台はできる場所。
③今後様子を見て、南与野の拠点まで搬送して下さる方や、物品提供者の家への引き取りをして下さる方もお願いするかもしれません。
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現時点で、集荷拠点は未確保です。
ご協力下さる方は、下記のいずれかの方法でご連絡ください。
(できるだけメールでお願いします)
①メール: tasukeai.toda@gmail.com
【ご連絡フォーム】
お名前:
ご住所:
電話番号:
物品内容:
その他ご要望/ご連絡事項:
②TEL: 受け付け停止中。

助けあい戸田【活動開始】

大震災の広がりを目の当たりにし、議員有志が「われわれにもできることはないか」と知恵を出し合い、活動を行うことにしました。
今のところ、活動目的は↓の3点です。
① 不安を感じている方に →市内外の災害対策情報を提供します。
震災後、独居老人など多くの方が、余震や放射能汚染などに不安を感じ、心細い思いをされているのを目にしました。まずはいち早く、そうした方の不安を和らげる動きが必要と考えました。
戸田市は独居老人の方の対策が遅れており、自殺者も多い。また、こうした災害直後は、絶望感から自殺者が多く出ます。特に3月は1年の中で最も自殺者数の増える時期です。自殺対策に取り組んでいる議員として、アクションが必要と感じました。
② 正しい知識がほしい方に →防災知識を提供します。
大地震に対する対処については、ある程度周知がなされていると思われます。一方、放射能対策については、新聞等で掲載されてはいても、まだまだ正しい知識が不足していると感じました。
行政やマスコミは混乱を避けるため「安全です」という発表しかしません。しかし、今後もし事態が悪化し、戸田市が汚染地域に指定されるようなことがあっても、われわれ市民がいち早く対処できるようにすることこそ大切であると判断しました。
③ 被災地を支援したい方に →募金の他、人的・物的支援も実施します。
震災被害に遭われた方を、何とか支援したいと思っておられる方が非常に多くおられます。そうした方の思いを形にする手助けをします。
現在も活動継続中。動きは随時、報告します。
多くの方の賛同をお待ちしています。

たすけあい戸田

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たすけあい戸田のホームページはこちら↑です。
多くの方のご協力おまちしてます!
※たすけあい戸田の活動については、当面上記ホームページで更新させて頂きます。

駅前の路上喫煙

市内3駅近辺での路上喫煙について、切実なご意見を多く頂きます。
主に、
・歩きたばこ
・駅前の灰皿近辺の煙
この2点です。
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写真は戸田駅東口の灰皿近辺、時間は正午前後です。
朝夕のラッシュ時以外の時間帯もかなり喫煙者の方がいます。
上の写真左端の方のように、灰皿から離れて喫煙されている方がいるため、歩行者は煙の避けようがなくなってしまいます。これは妊婦さんや小さいお子さん連れなどには特につらい。
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戸田市には「戸田市ポイ捨て等及び歩行喫煙をなくす条例」があり、一応駅前には旗を立てて広報しています。
しかし、元々のインパクト薄いデザインに加え、設置後かなり時間が経過したため、完全にまわりの景色になじんでいます。
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近付いてよく見たところで、ようやく何の旗なのか分かります。
現地を調査し、いくつかアイデアが浮かんだので、担当の環境クリーン室にヒアリングに行きました。
以下、酒=酒井、担=ご担当者です。
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酒:駅前の灰皿による受動喫煙を減らせないか?
担:苦情の多い戸田公園東口の灰皿を撤去した。
酒:様子を見て今後、撤去していくことも考えられるか?
担:灰皿撤去後の喫煙マナーを調査している。調査の結果によっては順次撤去していくこともありうる。本来、喫煙者は野外では携帯灰皿を持ち歩き、人のいない場所を選んで吸うのが基本と考える。
酒:歩きたばこに対する広報を強化してはどうか。景観の兼ね合いもあるだろうが、これだけ要望が多いのだから多少目をつぶって、もっとインパクトのある広報物(看板など)を設置し、「歩きたばこは条例違反」ということを知らせてはどうか?
担:現在の旗は効果が薄い。都内で設置している地面設置型の広報を導入する。
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全般に、知恵を絞ってもイタチごっこになっている印象でした。
駅前の灰皿については、なければ無いで大部分の方が喫煙を諦めるという話も聞きました。戸田公園東口の試行結果を見ながら、全面撤去を含めて対応して頂きたい。
歩きたばこについては、条例化されたとはいえ、まだまだ喫煙者の方の意識が低いのが現状と思われます。まずは、新たに設置予定の広報物の効果を検証したいと思います。
余談ですが、ご担当者の「喫煙者の意識を高めるのが大事。私は歩きたばこをしている人を見かけたら、必ず注意している」という話が非常に印象的で感動しました。
これだけ職務に対する責任感の強い職員の方が多ければ、戸田市の行政は日本一になるだろうと思うと共に、私も歩行喫煙者を見かけたら注意するようにしたいと思います。

市庁舎耐震化【松阪と戸田の場合】

2月14日のテレビ朝日「ビートたけしのTVタックル」で、若手の改革派市長で有名な松阪市長が出演。
その中で、「当初33億円かかると言われていた市庁舎の耐震化を、4億円に抑えた」と話しておられ、大変気になりました。
というのは去年、戸田市も38億円以上をかけて市庁舎の耐震化工事を行うことが決まり、私も大いに意見を述べさせて頂いたからです。
【ご参考】
建て替え?耐震化?。。。市庁舎の大問題①
建て替え?耐震化?。。。市庁舎の大問題②
さっそく翌朝、松阪市の担当課に電話インタビューを行いました。
・当初見積りを行ったところ、総額30億円以上という巨額の見積もりが出てきた。
・そこで、大手企業からのプロポーザル方式に切り替え。その際、①総額7.8億円以下であること、②現在の市庁舎で業務を行いながら、土日や夜間の工事のみで実施すること…の2条件をつけた。
・東京のゼネコンと松阪市内の企業グループから、4.1億円で済む画期的なアイデアが提示されたため採用した。
…とのことでした。電話を受けて頂いたご担当者は、いきさつや工法などについてスラスラと説明して下さり、本事業に深い理解があるのがうかがえました。
その点、戸田市の対応をまとめてみると、
・設計会社(1社)に見積もりを依頼。
・出てきた2,3の工法のうち、始めから「免震工法」に半ば決定し、市議会に提示。
・市当局が「免震工法」を押す説得力不足のため、市議会を説得できず、市庁舎の耐震化問題に特化した特別委員会が設置された。特別委員会においても、他工法の可能性がないのか最後まで疑問の声があった。
松阪市と戸田市の違いは、工法の選択段階でプロポーザル方式(松阪市)、1社委託方式(戸田市)にした点。松阪市は多くのゼネコンにアイデアを出させることで、民間の知恵を引き出すことに成功したと言えます。
一方、戸田市は1社のみからのアイデアであり、「もっとコストを抑えられる工法が、他にあるのではないか」という可能性が最後まで捨てきれませんでした。
今後この「38億円=市民1人当たり3万円」を投じる事業は、設計を経て施工業社の決定プロセスに入ります。
38億円という巨額が動く入札であり、施工の質を維持しつつ少しでもコストを抑えなくてはなりません。しかし、これまでの入札において、非効率ではないかとの指摘を受けたものがありました。
ご担当者にこの問題をぶつけてみたところ、本件は「施工経験の有無など、一定レベルの一次審査を行った上で、単純入札」を行うことになりそうとのこと。
この方法なら非効率はなさそうですが、入札方法について我々市民は今後も監視しなくてはなりません。
今後、戸田においても民間の知恵や努力を利用し尽くし、1円でも税金のムダを少なくする方法を工夫するよう迫っていきたいと思います。

自殺者32名【平成22年・戸田市の自殺者数】

内閣府の速報が出ました。
戸田市内で平成22年中に自殺で亡くなった方は32名とのことでした。
去年に続き、今年も30名の大台を突破することとなってしまいました。これは県内でも有数の高い自殺率です。
戸田市民の平均年齢が39才と県内一若いことを考えれば、非常に悪い数値であるといえます。
注)自殺者は高齢者が多いため、人口構成が若いほど自殺者数は少ないと考えられる。
これだけの数値を目の当たりにしながら、動きの鈍い市当局。
今年、保健業務の再編が行われるためここ数年は新規の事業がしづらかったという内部的な事情を挙げていますが、亡くなった方にとっては言い訳にもなりません。
実際の人数は3~4倍とも言われています。
生きる気力もなくなり、自殺同然に餓死された独居老人の方。
飛び降り自殺したが、マンションの資産価値が下がるのを恐れて転落死扱いになった方。
そういった方も含めれば、100名前後の方が自殺で亡くなっていることになります。
これは一瞬も放置できない、戸田市でも最大の問題であると考えます。
引き続き、最優先課題として自殺対策に取り組んでいきます。
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毎年、当たり前のように3万人を上回るようになってしまった日本の自殺者数。
わが国の行く末はどうなってしまうのでしょうか。
国政の混乱を見るに、国がなんとかしてくれるということはもう考えない方が良いのではないでしょうか。
国に期待できない以上、この苦しい時代をなんとか乗り切るべく、戸田市だけでも我々市民の生活、安心・安全を守るよう、積極的に対処していかなくてはならないと、改めて強く感じます。

他自治体から多数の視察が!【リサイクル・フラワー・センター】

戸田市外に行く用事がある際、私はよく他自治体の議会だよりをもらって読んでいます。
先日、駅でもらった文京区議会だよりを読んでいたところ、こんな記事を発見しました。
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「清掃・リサイクル調査特別委員会」の視察でリサイクル・フラワー・センターを訪れ、戸田市におけるリサイクル事業の取組について調査研究を行った、とのこと。写真入りで紹介されています。
リサイクル・フラワー・センターは、以前に開園までのいきさつを記事にしたことがあります。
【ご参考】
なかなか感慨深い①【リサイクル・フラワー・センター開園式】
なかなか感慨深い②【リサイクル・フラワー・センター開園式】
なかなか感慨深い③【リサイクル・フラワー・センター開園式】
なかなか感慨深い④【リサイクル・フラワー・センター開園式】
なかなか感慨深い⑤【リサイクル・フラワー・センター開園式】
リサイクル・フラワー・センターは、リサイクルと障がい者・シニアの方の雇用確保、緑のまちづくりの1石3鳥、高い理想の施設であり、戸田市独自のユニークな試みであるため、市外からの視察が絶えません。
しかし、視察は主に環境問題の視点で行われるため、リサイクルの部分のみが強調されることが多いようです。そのため、それ以外の2点については忘れられがちで、今回ご紹介した記事もその例にもれません…残念。

阿久根市長交代劇と議員報酬

鹿児島県阿久根市の出直し選挙で、現職市長が落選。市長の交代劇が起こりました。
落選した竹原氏の講演を何度か聞きに行ったことがありますが、合理的で何事にも動じない、きっぱりとした方という印象を持ちました。
阿久根市は、職員の平均給与(700万円強)が一般市民の平均給与(200万円弱)の3倍以上。これ1つ見ても、古い行政風土のどうにもならない自治体であることが分かります。
そんな最悪の状態にある自治体で、竹原氏が勇気を持って行った改革への取り組みが、手法の点で非難されてしまったことが残念です。
結局、自治体を変えることはできないのか。改革気運の後退が懸念されます。
さて、議会と首長の対立が報じられている、名古屋市や阿久根市における大きな論点の1つは、「議員報酬」ですね。
両市の市長は、「議員報酬の金額が高すぎる」という主張を行いました。
その点、私は更に「お手盛り」、つまり議員が自身の報酬金額を自ら決定する仕組みそのものに問題があると考えます。
いくら市民の代表とはいえ、自分の給料まで決める現在の仕組みはどう見てもヘンでしょう。議員報酬を外部が評価する仕組み、できれば住民投票などの手続きを経て決定する仕組みを整備するのが望ましい。
議員報酬の具体的な金額についてはアイデアがありますが、ここでは差し控えます。